話題のゴールキーパー達！

レアルマドリッド　VS　バルサ、スペイン国王杯準決勝戦を明日に控え、今日はサッカーについて久しぶりに一言。

まず、レアルマドリッド。ご存知の通りレアルのゴールキーパー、イーケル・カシージャスが先週行われた同国王杯、対バレンシア戦で、チームメートのアルべロアとの衝突で左手の指を骨折した。

手術は成功したが、暫くの間彼の姿をスタジオで見ることはできなくなった。完治には8～12週間程かかりそうだ。

そこで誰がイーケルの代わりを務めるのか？　

アントニオ・アダン。先シーズンからレアルの第２ゴールキーパーとして活躍している。先月行われたリーガ戦、対マラガではアダン選手が起用された。結果は3対2で負けてしまったが。

ディエゴ・ロペス。セビージャから急遽、レアルと契約が交わされやって来た。ロペス選手は元々レアルの選手だったので、古巣に戻って来た結果になる。

モウリーニョ監督は果たしてどちらを起用するだろうか？

ディエゴ・ロペス選手の緊急移籍の結果、セビージャのゴールキーパーは、現在故障中の大ベテラン39歳のパロップとセグンダBから起用された21歳のフリアンの2人となった。今週木曜日に控える同国王杯準決勝、対アスレティコ・デ・マドリッド戦に向けてパロップ選手は調整中だ。

ちなみにこのフリアン選手はグラナダ出身。セビージャの選手として、プリメラディヴィシオンのデビューは、偶然にも昨日行われたグラナダ戦であった。

バルサも先日、こちらもゴールキーパーのバルデスが話題となった。彼は今シーズンいっぱいでバルサを去る決意を発表した。他のチームメートがどんどんバルサとの契約継続をする中でのこの発表はファンのみならず我々の意表を突いた。

契約継続と言えば、こちらもビックリ！

今年35歳になるカルレス・プジョーが2016年まで契約を継続した。契約終了時彼は38歳となる。彼は契約の会見で、「希望としては40歳までプレイしたい」とも言っている。

セビージャのゴールキーパー、パロップの様に。

最後に、最近発売されたカシージャ選手の写真付き、ふけ取り効果ありのシャンプーのCMをどうぞ。

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さすがに強い！スペインハンドボール

スペインにはサッカーの他にも、世界に自慢できるエリート級のスポーツが沢山ある。

バスケットボール、テニス、Moto GP、自転車ロードレース、シンクロ、等々…

ハンドボールもその一つだ。

今日スペイン・バルセローナで行われたワールドカップ決戦。デンマークを相手に35対19で圧勝した。

2005年チュニジアで開催されたW 杯で勝利を収め、今回は2度目の優勝となった。

ある新聞には、「スペインは安定した仕事の為の国ではないが、エリートスポーツの為の国であり続けている」とあった。

確かに国際的に誇れるスポーツがスペインには多い。そして、その功績がこの国に少なからずとも経済効果をもたらしているのも確かだ。

≪偉大なるスポーツ様様≫と言ったところだろうか。



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パン = 20センティモ

バレンシアの幾つかの村では、数か月前からパンが20センティモで売られている。

普通70センティモから1ユ－ロぐらいで、スーパー等では安い所では45センティモ程度で売られているので、≪激安パン≫と言ったとこだろうか。

人気は極めて良く、この≪激安パン≫商戦は他のパン屋さんにも広がりっている。

ところが、この≪激安パン≫に火をつけたパン工房が衛生局からの衛生検査に引っかかった。

今のところリバ・ロッハと言う村の工房だけが閉鎖されているだけで、同社の他の村にある工房は検査に合格したようだ。

photo credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/jauladeardilla/3390299217/">JaulaDeArdilla</a> via <a href="http://photopin.com">photopin</a> <a href="http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/2.0/">cc</a>

ところで、スペインのパンを使った最もポピュラーな食べ物、ボカディージョ。バケットパンに具を挟んだやつ。具はとにかく何でもOK！って感じで、お昼前の腹ごしらえに、お昼ご飯に、おやつに、晩御飯にと、超万能型。それでもこれには目が点になった。噂にはきいていたが……。

もう随分昔のことだが、まだ子供が小さい頃、学校にボカディージョを持たせていた。ちょうど学校が終わる5時ごろにおやつとして食べていた。学校からボカディージョを手に友達と出てくる子供。その友達の一人が…

何と！チョコレート入りボカディージョを手にしていたのだ！そう、ただの板チョコがパンに挟んであるだけ。手抜きなのか何なのか。でもこの機を境によく見かけるようになった。

さすがに我が家では一度もしたことがないが、「郷に入っては郷に従え」でやって見ようかな？一回。



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トマティーナ = 10ユーロ

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ついにトマティーナの参加料が決まった。

10 ユーロ。

毎年バレンシア州ブニョール村で行われる、トマト投げ祭り≪トマティーナ≫。国内外から多くの人がこの人口1万人程の村にやって来る。昨年は参加者が5万人にも達した。

お祭りの安全上、参加者制限の方法として、参加料が検討されていた。

今回発表された10ユーロの参加料で、2万人から2万2千人程の参加者数に減らしたいとの意向だ。





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Nº2 エスパニョール

スペイン語は今や世界で2番目に話されている言語になった。

セルバンテス文化センター の2012年の報告書によると、中国語に次ぎ、4億9千5百万人以上の人が実にスペイン語を話しているのだ。また2012年にはスペイン語スピーカーの数は増加傾向にあり、それに対し中国語と英語は減少傾向になっている。

また国際コミュ二ケーションに於いても、英語に次ぎ2番目に使用されている言語となった。


インターネットの世界でも、スペイン語は3番目に多く使われている言語だそうだ。そして、その数は著しく増加している。Twitterに於いては2番目に多く使われている言語として、またFacebookでは8千万人以上の人がスペイン語で利用している。

そう言えば、日本に帰省する時立ち寄る空港や飛行機の中でも、スペイン語で対応してくれる人が多くなったような気がする。

とは言え、一括りにスペイン語と言っても地域によって随分違う。その証拠に、例えば電話の対応が、例えばラテンアメリカ系の人だったら……。面と向かって話すのなら兎も角、電話では私にはちょっと高度すぎる！スペイン人の主人も一度話が通じず、段々大声になって来たかと思うや、気の短い彼は（それとも彼らは！？）怒って電話を切ってしまったこともあったっけ。




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アルハンブラ宮殿のあるグラナダが…

中世イベリア半島に勢力を伸ばしたイスラム教徒。彼らがスペインに残していった文化は言語に、食文化に、または建築にと、色々な分野で今も我々の生活に息つ゛いている。

1238年から1492年まで続いたイスラム王国ナスル朝の城、グラナダにあるアルハンブラ宮殿は、その美しさが故に、今も多くの人々を魅了し続けている。シエラネバダ山脈をバックに夕日に照らされる宮殿は、レコンキスタに敗れたイスラム王朝最後の王・ボアブディルがグラナダを去る際、宮殿を振り返り涙を流したと言われる様に、どこか悲しげで、観光客の雑踏を無視さえすれば、今正しくその歴史の中に飛び込んでしまったような錯覚を起こさせてくれる、そんな魅惑的な場所でもある。

Nakaniwa Patia  作

さてこのアルハンブラ宮殿、やはりスペイン一番の人気スポットである。2011年に引き続き、2012年もスペインで一番訪問者が多かったモニュメントとなった。






ところが今、グラナダが大変なことになっている。

凡そ1週間程町の清掃、ゴミ収集サービスがストをしているからだ。街には今のところ約1100トンものゴミが回収されないまま放置されている。

給与の凍結や、労働時間アップ、休息日に関する変更などの解決が求められている。




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これは多過ぎ！去年のデモ

昨年スペインでどれ程の数のデモ抗議が繰り広げられたことか。毎日の様にニュースで報道されたデモ。

なんと！スペインで昨年1月1日から10月26日の間に、実に3万6千232ものデモが繰り広げられた。（バスク自治州のデモは含まれていません）

2011年に行われたデモが1万千422だったに対し、その一年後、マリアノ・ラホイ首相率いる新政権下では、その数は殆ど2倍になっている。

アンダルシアの7千141のデモ数を筆頭に、カスティージャ・イ・レオン州の4千435、バレンシア州3千147、カタルーニャ州3千116と続く。意外にもマドリッド州は2千846と6番目に位置している。

今年に入ってからも、国民にとって納得のいかない政策によって、昨年以上のデモが予想される。

photo credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/pierrerc/7988629572/">Pierre Rocke Castell™</a> via <a href="http://photopin.com">photopin</a> <a href="http://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/2.0/">cc</a>

photo credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/martatrejov/8100341289/">Marta Trejo</a> via <a href="http://photopin.com">photopin</a> <a href="http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/2.0/">cc</a>

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ビルバオの魅力

City Mayors Fundation による、2012年世界市長賞にスペイン北部ビルバオ市の市長、イニャキ・アスクーナ氏が選ばれた。1999年からこの市の市長を務めている。

photo credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/gaspars/2261519550/">Chodaboy</a> via <a href="http://photopin.com">photopin</a> <a href="http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/2.0/">cc</a>

市長に就任する2年前、今ではスッカリお馴染みの、ビルバオ観光名所・グッゲンハイム美術館が開設された。それをビルバオの新観光スポットとして大いにアピールし、工業地帯という街のイメージを一転させた。また、1995年程から兆しが見え出したスペインに於ける経済ブームを、将来的な投資を犠牲にすることなく、それまでの市債の支払いに上手く利用した。

また、アスクーナ氏はスペインで最もクリーンな市制リーダーとしても知られている。

話は変わるが、ビルバオの水道水は、ガリシア地方ア・コルーニャやマドリッドと並び非常に上質である。水道から流れる水には濁りがなく（日本ではそんなの普通ですか?）、安心して頂けるのが日本人の私には嬉しい。是非ビルバオに行ったら、水道水をお試しください。たとえ透明なコップに入れて見るだけでも！

photo credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/kour/35674293/">kour</a> via <a href="http://photopin.com">photopin</a> <a href="http://creativecommons.org/licenses/by-nc/2.0/">cc</a>

スペインの典型的なアンダルシア地方のイメージとは違って、どこか洗練されたオシャレな街ビルバオ。食べ物も美味しく、またその食材にも恵まれた土地。その空港は余り大きいとは言えず、市内からもそんなに離れていないので、離発着時の接近間がドキドキさせてくれる。1898年からの歴史を持つビルバオのサッカーチーム、アスレチッククラブは今のところ調子が良くないが、あのレアルマドリッドとバルサ同様、この3チ―ムだけはリーガエスパニョーラでプリメラディヴィシオンからセグンダに未だに落ちたことがないのだ。

是非、機会があれば一度お立ち寄りください。

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2013年はこのニュ―スから♪

あけましておめでとうございます

2013年のブログは明るい良いニュ―スから始められそうだ。

まず、昨年12月4日付けの≪パラド―ルが危ない！≫でお伝えしたように、幾つかのスペイン国営ホテル≪パラド―ル≫が閉鎖される予定だったが……

労働組合とパラド―ル側との話し合いは難航したものの、ようやく合意が得られた様だ。

7つの閉鎖される予定だったパラド―ルの中、プエルト・ルンブレ―ラス以外は閉鎖を免れた。プエルト・ルンブレ―ラスに関しても、閉鎖ではなく一時的な休業と言う扱いをしている。何はともあれ、このパラド―ルは現時点で従業員3名と、極めて小規模の営業であったことが分かる。

また27のパラド―ルが年に5か月の休業を計画していたが、2、3、4か月と各パラド―ルの需要に応じてシ―ズン休業することになった。

それに伴う解雇者も、当初644人だったところを350人に減らすことができた。

今日はまた、公式な昨年12月の失業者数も発表された。4848723人。11月に比べ僅か1.2％程ではあるが減少した。1月は年末年始商戦も終わるので油断はできない。

さて、スペイン一般国民がクライシスに陥ってる中、この人アマンシオ・オルテガ氏がフォーブスの世界長者番付にスペイン人として初めてTOP10入りした。ご存知のようにオルテガ氏は日本でも有名な≪ZARA　アパレルメーカーInditex≫の創業者。堂々の8位となった。

photo credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/antoniomarinsegovia/5740008198/">Antonio Marín Segovia</a> via <a href="http://photopin.com">photopin</a> <a href="http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/2.0/">cc</a>Añadir leyenda

最後に、アンダルシア地方ウエルバで大晦日の日、なんと！税関に押収されていた1000Kgの大麻が盗まれた。スペインでは大晦日の日、0時0分と同時に爆竹や花火でお祝いする習慣があり、その隙を狙った犯行と見られている。何ともスペインらしい事件だ。

photo credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/haripako/4450855273/">Francisco Vargas

 - Haripako</a> via <a href="http://photopin.com">photopin</a> <a href="http://creativecommons.org/licenses/by-nc/2.0/">cc</a>

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