2019-10-19

カタルーニャ、バルセロナは今…

先日、「カタルーニャ独立」の是非を問う州民投票に関与した当時の州政府幹部たち(一部)に有罪判決が出された。

扇動罪や横領罪による9~13年の実刑判決。

それからというもの、バルセロナやジローナをはじめとしたカタルーニャ各地で、連日大規模な抗議デモが繰り広げられている。


独立賛成派、判決を不服とする人たちによって主要道路にはバリケードが張られ、イベリア航空などが一部の飛行機を欠航することを発表。
さらには、中心街にある店舗もシャッターを閉るところが多く、一時はサグラダファミリが封鎖されるなど、観光客にも大~きな影響が出ているようだ。

昨日などは、180名以上のけが人と80名以上の逮捕者が出た。


それでも彼らの多くは、少々感情的になりがちではあるけれども平和的な解決を願っているのだ。


一方で、このようなムーブメントに便乗する過激派による暴動も多発している。

警察との衝突は、ヨーロッパの一都市・バルセロナとは思えないほどの様相だ。

そんな暴動の真っ只中に現れた一人の老人。

 この方、危険で誰も近寄らない道路に虚しく横たわる標識を、道のわきに引きずって行く。
(ビデオはこちら

報道陣がただ過激なスクープを狙って状況を見守る中、

一人「事故を避けるため」にと…