2025-08-14

整いました

毎日えげつなく暑い。

連日40度近い気温に加え、時おり吹くのは息苦しいほどの熱風。日陰を選んで歩くなんて、もはや意味がない。

日が差し込まない、風がさえぎられる空間は、たとえクーラーなんかなくても外よりよっぼど涼しく感じる今日この頃だ。


そんなある日、よりによってお昼過ぎに(午後3時ごろ)買い物に出かけた浅はかな私は、さすがの暑さに、『歩いて買い物に出るなんて、なんかの荒行?』と訳の分からないことを考えながら家路を急いでいた。


すると、あるアイデアがふと頭に浮ぶ。

『今、私はお風呂に入ってるのだ』と錯覚してみようと。



体温より暖かい外気は、暑いのではなく、ポッカポカの熱めのお風呂に浸かっている感じ。

時おり吹く熱風は、サウナのロウリュウの如し。

そのうち、長湯し過ぎて、のぼせて、気分まで悪くなって、お風呂に入った意味もなく汗だくになるのだ。(もうなってるし!)


そんなことを考えていたら、玄関についていた。

家の中は窓も締め切っていたのに、あぁ~、なんと涼しいのだろうか。

汗をシャワーでさっと流して、冷えっ冷えのコーヒー牛乳(牛乳に朝作ったエスプレッソ)を冷蔵庫から出してグビグビ飲んだ。

……

整いました。