2026-01-11

スペインの知られざる文化

あけましておめでとうございます




今年の仕事始めは、全てのクリスマス関連行事が済む7日となった私。年末から少し長めのお休みをいただいていたので、夏休み明けのような怠さに襲われると思いきや、結構すんなりスタートできたので自分でも驚いている。


さて、毎年この時期は、ご近所さんからのオレンジやリンゴのおすそ分けが活発になる時期。

しかしながら、ここ数年はその半端ない量のおすそ分けから解放されている。というのも、高齢になったご近所さん、介護が必要になられたこともあり収穫させなくなったからだ。

『解放されている』と表現したが、大変ありがたいそのおすそ分けは、量に問題がある。ご自分の土地で収穫できるフルーツに加え、ご自身が他の人からいただいたおすそ分けまで我が家にもおすそ分けしてくださるのだから。

しかもおすそ分けは、ご近所さんだけに限ったことではない。知人や顔馴染みのお店の人などからも、「これ田舎で採れたんやけど、ちょっと持って帰れへん?」のようなお誘いがよーくある。

日本には私的にちょっと度が過ぎた心遣い『お土産文化』があるように、スペインには私的にちょっと強引な善意『おすそ分け文化』が存在する。


そんなこんなで、私の中では『おすそ分け』はほぼ過去の話になっていたのだが……


先日、息子が親戚の家から大量の、想像を絶する量のフルーツを託されて帰って来た。

「託す」という質の悪さ!

もう、『おすそ分けテロ』やん!


グレープフルーツ、オレンジ、みかん、レモン、ローリエが、大きめのレジ袋7個にぎっちり詰まっている。

農薬を使ってないので日持ちするとのことだが、どう考えても多すぎ。

しかも私、高血圧の薬飲んでるからグレープフルーツNGやし!


たぶん、『そっちでまたおすそ分けして』とでも思っているのだろうが……


友人などに連絡をとって

有無を聞き

貰ってもらえるなら、適量を仕分けし

「取りに来て」とも言えず、いつ持って行けるか段取りをつけ

って、まるで営業のプチバイトやし……



仕事始め最初の週末、洗って干しておいたローリエの葉をちぎって瓶に入れ、搾汁量の割には手間のかかるオレンジジュースを2日分ぐらい作り、キッチンに置けるだけのフルーツを、このくそ寒いのに水で洗って乾かし……

なんか、憧れの田舎暮らしってやつを味わったような気が……、私には向いてないけど。