政治空白が続くスペイン。昨日行われた2回目の首相指名投票でも過半数が得られなかったため、現在の臨時政府であるマリアノ・ラホイ首相率いるポプラル党政権は樹立しなかった。
全く進展がない。同じことを繰り返すのが好きな国だ。スペインの政界は残念過ぎる。
どこの党とは言わないが……、
どこにそんな根拠があるのか疑いたくなるぐらい、いつも上から目線の議員たち。
同じ党からは恥ずかしいぐらいの数の汚職議員が出ているにも拘わらず、マフィアのように仲間を擁護する議員たち。
公約など全く無視なのに、何故か国民からは支持される不思議な議員たち。(ここまで来ると議員の悪さより、彼らを支持する国民の酷さに呆れてしまうが……)
党内での意見が割れる中、全くまとめができないリーダーに率いられ、幼稚園児でも答えられそうな質問にもはっきり返答することさえできず、的外れの回答が目立つ議員たち。
他党からはことごとく嫌われ、政界に登場してからのアーギュメントの内容が殆ど同じで、刺激も魅力も完全に失ってしまった議員たち。
演説では怒りや不満、文句しか伝わってこない議員たち。
政治家より営業マンとしての方がよっぽど成功しているだろうと思われる、野心が見え見えの議員たち。
スペインの政治を担おうとしている議員たちの殆どが、私にはこう見える。
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