2016-12-18

和音を知らないオルガンの音色

先月からおすそ分けみかんをよくいただく。毎週のように。週末は贅沢にジュースにするが、心は何故だか「証拠隠滅」気分。そして今日もまたみかんのいっぱい入った袋がお隣からやって来た。

今年もまたみかんを食べきれずに迎える年末年始になりそうだ。



早いものでクリスマスまであと1週間となった。この時期は年が終わり日付が変わるだけなのに、妙な焦燥感におそわれる。私にとって12月はまことにストレスフルな月なのだ。

華やかに装った町は楽しく賑わうが、私は人ごみに中で忙しさだけを感じる。

さて、そんな街中をさらに盛り上げるのはお店や街頭で流れる音楽だ。しかし最近あまりお見かけしなくなったものがある。街角のジプシーによるオルガン演奏。

偶然にも先日近所でクリスマスの音楽を演奏していた。オルガンは一昔とは比べようのないほどいろんなスイッチがついている。

が、あの強弱の全くない音量。そしてあの同じ和音で1曲を済ませるというは変わっていない。とてもスペインらしく懐かしい音色だった。











2016-12-16

メッシへのオファーが凄い

カタールのドーハで行われた先日のバルサ対アル・アハリの親善試合。アフガニスタンの少年との微笑ましい光景を披露してくれたメッシだが、今その彼に中国サッカーチーム・河北華夏幸福足球倶楽部からもの凄いオファーが来ているらしい。

5年契約で、その金額は5億ユーロ。日本円にすると6百億以上になる。

バルサとの契約は2018年の6月までで、現在の年俸は2千4百万ユーロ。契約更新としてチームは3千5百万ユーロを予定しているようだが、中国へ移籍すれば年俸は1億ユーロと桁違いだ。

河北華夏幸福足球倶楽部では今年からスペインでもお馴染みのペレグリーニ氏が監督に就任。同じくアルゼンチン人でナポリやパリ・サンジェルマンで活躍したラベッシ選手も今年移籍している。

中国のサッカー事情はよく知らないが、ヨーロッパの強豪サッカーチームの一員として活躍する面白さ・サッカー選手としての満足度にバルサの年俸をプラスすると、メッシの場合その金額は6百億以下になるのか以上になるのか興味深いところだ。









2016-12-04

アロンソの夢はどこに…

2005、2006年とF1ワールドチャンピオン2年連覇を成し遂げてから早10年。何の話題性もなく今年もフェルナンド・アロンソのF1シーズンが終わった。

彼の活躍が期待できないここ数年はスペイン人のF1熱も下がり、レース中継も有料テレビでしか見れなくなるという始末。

同時に彼の引退説も何度も噂されている一方、結果とは似合わないほどの高額な収入が原因で今もまだレースを続けているとも言われている。

彼のケースとは全く異なるドライバー人生を展開した今年のチャンピオン、ニコ・ロズベルグ。

ロズベルグは「夢であったチャンピオン」に到達した時点で引退を表明。何ともカッコイイ選択だ。

しかしこのことで所属のメルセデスに欠員ができ、後任候補にアロンソの名前も上がっている。

しかしどこに行ったとしても同じような結果が予測される。ましてやメルセデスには一昔前の同僚且つライバル・ハミルトンがいる。往生際の良いところで引退できなくなってしまったアロンソ。

スポーツに於いてはとんでもないほどの愛国心を見せるスペイン人だが、来シーズンこそは‼と信じる人がはたしているのだろうか?