「死ぬ権利」認める州法、米カリフォルニア州で成立
実は数日前からスペインでも、これによく似た報道が話題になっている。
ガリシア地方サンティアゴ・デ・コンポステーラの病院で、12歳のアンドレアちゃんの両親が、彼女の尊厳死を求めて裁判に持ち込んだニュースだ。
アンドレアちゃんは不治の病を患っており、今年の6月消化管出血により症状が悪化。以後、人工栄養の投与を行っていたが、ご両親は過剰な苦しみから解放させてあげたいとの願いのもと、病院側に人工栄養の中断を申し出ていた。
病院側の投与続行に対し、ご両親は最終的に裁判に持ち込んだのだった。
しかしながら病院は裁判沙汰になる間際、人口栄養の中断と、彼女の命の尽きる時期を自然に任せることに決定した。
スペインでは現在、積極的安楽死と自殺幇助は法律で全面的に禁じられているが、今回の様な尊厳死については州によって扱われ方が違うのだ。17州の中、アストゥリアス、カンタブリア、カスティージャ・イ・レオン、カスティージャ・ラ・マンチャ、エストレマドゥーラ州は、今のところ具体的な対策には乗り出していない。
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