昨日のカタルーニャ州議会選挙は、カタルーニャ独立を支持する政党連合がほぼ過半数に近い議席を確保した。
政党連合は、同じく独立路線の極左CUP党の議席を味方に付けることが出来れば、過半数を獲得し、現在のカタルーニャ州政府首相マス氏の続投と、独立への本格的な政策に乗り出すことを視野に入れている。
しかしながら、この独立賛成派で反資本主義、反緊縮財政、反ヨーロッパなどの姿勢を示すCUP党は、今回の選挙で、「汚職の疑惑のあるマス氏を首相として支持しない」と明言している。
今後、Junts per sí 政党連合とCUP党の間でどのような駆け引きが行われるのか、目が離せない状況だ。
ちなみにこのCUP党、10議席と数こそ少ないが、今回の選挙では議席を前回の3倍にも伸ばした注目の党なのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿