あけまし ておめでとうございます。
昨日は厳重な警戒態勢の中、無事に大晦日の大イベントが開催され終了した。多くの人が街に出、毎年のように大騒ぎを楽しんだ。
例年にない異例の暖かさのスペインは、お正月といった感じがしない。スキー場も雪が無く、このクリスマス休みを利用したスキー客も、今年は期待はずれだったようだ。
その一方、地中海沿岸は大変暖かく、正月早々海に入る人もいるほどだ。また昨年の暮れも、スペイン北部では、とてつもなく気温の高い日が続いた。雨も全く降らない。そのせいで、山火事が1週間以上もコントロールできなかったのは確かだが、ちょっと心配なほどの天気の良さだ。
そんな天気の良さもあって、今年のクリスマス、お正月は、ここ数年と比べると活気に満ちているように感じるのは私だけだろうか。
にも拘らず、先日あるショッピングモールに行くと、こんな署名運動がされていた。
話によると、市役所は日曜日のショップのオープンを禁止する計画があるというのだ。私のような、365日お店がオープンしている社会で育った人間からはとんでもない計画のように思えて仕方がない。
私がスペインに住み始めた頃は、もちろん日曜日に開いてるお店など全く無い状態だった。薬局でさえ、今でこそ24時間やっている薬局があるが、以前は薬でさえ日曜日に緊急で開いているところまで走らなければならなかった。
そんな不便な時代が終わったと思っていたが、またあの頃に戻ってしまうのかと残念でならない。
それとは全く逆の現象がマドリッドで起こっている。こちらは昔の方がよかったという現象。
実はこのクリスマスシーズンだけであるが、ある光景が復活したのだ。2013年に許可なしでは演奏できなくなった街角の音楽家たちである。
許可を取るには市役所のオーディションを受けなくてはならない。しかし先月の23日から今月7日まで許可なしに演奏できるのだ。その後、マドリッド市役所はこの規制を維持するか否か検討する予定だそうだ。
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