メディアを通じてDV被害者支援のメッセージが流れるが、いくら被害者やその家族・知人などに訴えかけても、事件性にまで発展するケースは減少するどころか、増加しているのが現状だ。
スペインでは今年に入ってから、既にDVによる犠牲者が30名近くに上っている。先週末は24時間内に3名の命が奪われた。
女性の犠牲者の他、幼い命まで奪われてしまう事件も発生しており(2017年は現在まで6名が犠牲になっている)、2013年から2017年までの間に160名以上の子どもが孤児となっている。
2011年にコルドバで起きた『Ruthちゃん・Joseくん事件』は、離婚に対する仕返しとして父親の手によって、当時6歳と2歳の尊い命が絶たれた。
この卑劣な事件はスペイン全土に衝撃を与えたことは言うまでもない。
"社会は犠牲になった女性1人1人に対して当然の如く悲しんでいる。私は断固として批判します!このナンセンスな現象に対して団結しましょう。"La sociedad se conmueve con razón con cada mujer asesinada por violencia de género. Mi enérgica condena. Unidad contra este sinsentido. MR— Mariano Rajoy Brey (@marianorajoy) 28 de mayo de 2017
これに対しユーザーの1人がこんなコメントを残した。
"ツイート以上のもっと断固とした(エネルギッシュな)対策はないの?"
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