2025-01-13

冬の『コバエ』

あけましておめでとうございます。


1月6日の三賢人のお祭りをもってようやく終わったクリスマスシーズン。一息つく間もなく冬の大セールが始まった。


この時期の消費モード全開ぶりは半端なく、プレゼントや特別な食事、セール商品と、これでもかというほどお金を使いまくるスペイン人。倹約家として一目置いている友人も、この時期だけは普通のスペイン人に豹変するのだから習慣とは恐ろしい。


さて、我が家でも小規模な消費モードを終えると、いつもと変わらないのんびりした生活が戻ったきた。

そうなると、小忙しさもなくなり、日々の何気ない変化を楽しむ余裕も出てくるものだ。たとえば、冬至を境に最近は面白いぐらい日没時間が遅くなってきているのを実感する。私的に、正月早々気分がいい。


そんなある日……


我が家のキッチンに『コバエ』が1匹現れた。こんなに寒いのに、しかも我が家のキッチンは極寒エリアなのに、なんというくせ者。

でも、私には『お酢トラップ』がある。
水で薄めたお酢にキッチン用洗剤を2滴。これだけで、お酢のニオイにメロメロになって何の疑いもなく必ずそこに引き寄せられるのだ。

今回も、お酢トラップを置いておいたら、1時間もしないうちに退治できた。



お酢トラップが凄いのか、コバエくんがバカなのか……


昨年実家に帰ったときに、同じようにリビングに現れたコバエくんに試したことがあるが、実家のコバエくんは、自慢の完璧すぎる『お酢トラップ』を完全スルー。

来る日も来る日も成果はなく、我々との共存を楽しんでいるのかの如く、コバエくんは日に日にお酢の臭いがエグくなるリビングを平然と飛び回っていた。


お酢トラップ以上に魅力的なものが実家にはあるのか、ただただコバエくんが鈍感なのか……



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