2025-03-25

老眼からの目覚め

以前、80代後半の母が、孫に目薬を差してもらっている光景を目にしたことがある。

いずれ私もそういうときが来るのか~っと思っていたら、


もう来た!


10年ほど前から老眼鏡をかけているが、それでも目薬は、ハッキリ見えなくともどういうわけか100発100中の確率で差せていた。


それが今では、


そのせいぜい1滴2滴が目に入らない。

瞼を親指と人差し指で押さえつけ目をしっかり開き、真上に目薬を持って行くが、それが果たして真上なのかどうなのか……

目薬が目の外に落ちる。同時に、真上じゃなかったことを知る。


老眼のために困っていることがもう一つある。

それは、逆まつげ。(と思われる)


もうここ数カ月、右目に逆まつげのような違和感がある。

10倍のライト付き拡大鏡で見ても、それらしきものがあるのかないのか……

それこそ老眼鏡をかけて見たいところだが、そんなことしたところで、結局逆まつげを抜くときはメガネを外さないといけないので意味なし。


そう言えば、去年片方の瞼だけが下がって来たのでアイテープを使ってみたときもそうだったな。

眼鏡をかけて、ピンセットでアイテープを剝がす

ピンセットでアイテープをはさみながら、眼鏡を外す💦💦💦

10倍のライト付き拡大鏡で見ながらアイテープを付ける

……

失敗!

『眼鏡かけて位置を確かめたい、眼鏡かけたらアイテープ付けられない』で、これまた堂々巡り状態に。


逆まつげ。違和感に慣れるか、自然に抜けるのを待つか。

アイテープ。見た目に慣れるか、もう片方の瞼が下がるのを待つか。



アラカン、抗わざるを知る


2025-03-18

雨の日の洗濯

スペイン各地で、雨や雪による悪天候が続く今日この頃。

せっかく3月半ばも過ぎたのに、春らしさが一向に感じられない。こんなに雨の多い3月も珍しいのではないだろうか。

そう言えば、30年ほど前は私の住む地域では、傘を買う必要もないほど雨が少なかったのを覚えている。





さて、連日の雨模様で洗濯物が溜まりまくってしまった。

結果、雨の日に洗濯することに……


我が家にはもうすでに乾燥機がない。息子がまだ小さかった頃は重宝したが、10数年放ったらかした後、手放した。
こんなにも雨が続く日が来るとは思いもよらず……。
ただ、手付かずだった期間が長かったので、今手元にあったとしても、ちゃんと作動したかどうかは怪しいものだ。



いつもは部屋干し専用の小部屋に干すのだが、
今回は量が量なので、リビングの半分を部屋干しスペースに使った。

折り畳みの物干し2つとリビングのいすを使い、Tシャツ類は廊下にある懸垂バーにハンガーに吊って干す。この懸垂バー、まさに第2の人生を見つけたようなピッタリ感。


朝から暖房と除湿器をガンガンにつけて乾かしてみた。


窓には雨水が絶え間なくつたう。


夜、衣類を触ると……



全然乾いてない!



翌朝、天気予報がはずれ雨は止んだ。(降れへんのかーい)

その上、まさかの強風。

これを逃す手はない!

部屋に置いてた物干しを中庭に広げ、ぶら下げていたTシャツを物干しざおに吊るし、その上、洗濯機を3回まわし、すべて中庭に干したら…



夕方には、
すべて乾きました。


前日の苦労、電気代は何やってん!
と言いたいところだが、
あの日から数日間、リビングに春らしいフローラルな柔軟剤の匂いが香しく漂った。





2025-03-05

雨と風とメガネと傘

今週に入って、カナリア諸島や地中海沿岸地域で豪雨警報が出され、連日のように雨情報がトップニュースで流れてくる日々を送っている。また、週末にかけて、新たな嵐も迫っているようだ。



そんな悪天候の中、昨日外出した私は、生まれて初めて『傘がひっくり返る』を体験した。

そのときの状況を、『酒と泪と男と女』のメロディーにのせてご想像ください。



朝から灰色の雲が
何層にも折り重なるとき
折りたたみ傘をバッグに
どうして入れたのでしょう

雨が降って
風が吹いて
全方向から風雨に
吹かれて降って
やがて私の
傘はひっくり返るのでしょう

冷たくて細かい雨が
無情にも降り注ぐとき
マフラーが好きな私は
鼻下まで覆うのでしょう

メガネ曇り
視界が曇り
風でひっくり返った
傘をたたみ
やがてボロボロになって
家にたどり着くのでしょう


2025-03-01

いま、私を虜にしているある計画

ブログ更新をガン無視してたら、もう3月。早っ❕


一体、2月は何をしてたんか?ってことになるが……


幸いにも、いつもと変わらない生活を送れたのでこれと言った大きな出来事もなく、ブログのネタも一切頭をよぎらず、仕事と家事、それと体操に明け暮れていた毎日。傍から見れば退屈そうに映ったかも知れない。


しかし、実は私の頭の中は我が家の模様替え計画でいっぱいだった。


と言うのも、

息子が彼女と一緒に住むことになったからだ。


今はリフォームの真っ最中で、息子はまだ我が家に居る。しかしそれが終わると、いつも服が散らばっている子ども部屋や、完璧に私物化されたリビングにある彼専用のPCスペース、玄関脇にある片付けても片付けても片付けられない彼の小物占領スペースなどなど、手の付けたい箇所が次から次へと現れて、模様替えのアイデアが次から次へと膨らむ。


息子が出ていくことに寂しさを感じたのは確かだが、気分を自宅改造に集中するようになったら、わりと簡単にワクワクの方が寂しさをはるかに勝った。(なんと薄情な母!)


子ども部屋は体操専用の部屋にしよう、キッチンの窓際にカウンター席を作ろう、DIY部屋を設けよう……

まるで私の方が引っ越しするかの如く、“夢”は広がりまくっている。