2013-01-13

アルハンブラ宮殿のあるグラナダが…

中世イベリア半島に勢力を伸ばしたイスラム教徒。彼らがスペインに残していった文化は言語に、食文化に、または建築にと、色々な分野で今も我々の生活に息つ゛いている。

1238年から1492年まで続いたイスラム王国ナスル朝の城、グラナダにあるアルハンブラ宮殿は、その美しさが故に、今も多くの人々を魅了し続けている。シエラネバダ山脈をバックに夕日に照らされる宮殿は、レコンキスタに敗れたイスラム王朝最後の王・ボアブディルがグラナダを去る際、宮殿を振り返り涙を流したと言われる様に、どこか悲しげで、観光客の雑踏を無視さえすれば、今正しくその歴史の中に飛び込んでしまったような錯覚を起こさせてくれる、そんな魅惑的な場所でもある。


Nakaniwa Patia  作







さてこのアルハンブラ宮殿、やはりスペイン一番の人気スポットである。2011年に引き続き、2012年もスペインで一番訪問者が多かったモニュメントとなった。






ところが今、グラナダが大変なことになっている。

凡そ1週間程町の清掃、ゴミ収集サービスがストをしているからだ。街には今のところ約1100トンものゴミが回収されないまま放置されている。

給与の凍結や、労働時間アップ、休息日に関する変更などの解決が求められている。



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