2014年、カタルーニャで≪カタルーニャ独立≫に関する国民投票が行われる、予定だ。
先日11日のカタルーニャの日には、400km にも及ぶ人間の鎖が現れた。150万人以上もの人達が手を繋ぎ鎖を作って独立を求めた。
この様な独立を求める声が高くなる一方、カタルーニャ政府と政府の話し合いは依然として平行線状態だ。
しかしながら、もし政府との和解が無いまま国民投票に至っても、現在のスペインの法律では違法となり、当然の様に投票結果は無効となる。また、EU側も、もし一方的にカタルーニャが独立した場合、カタルーニャはユーロ圏から脱離することとなると断言している。
確かにカタルーニャ、バルセロナをはじめとする多くの都市の経済的魅力、観光的魅力、文化的魅力は他のスペインの都市と比較して、国際的にも非常に価値が高い。スペインと一緒にされては伸びる物も伸びないと言ったところだろうか?
スペイン政府の打ち出す政策などに対し、日に日に増す独立賛成派。反対派の間でのこれと言った衝突は今のところ報告されていない。独立を求める活動的なカタルーニャの人々と、比較的話題にならない独立を求めない人々。
ある他県出身のカタルーニャに住むスペイン人がこういうことを言っていたのを思い出した。「カタルーニャに住むと自分が他県出身と思われたくないので、カタルーニャ人以上にカタルーニャ人らしくしようとする」と。そして彼もまた独立を支持する一人であった。つまり、独立を求める声は決して生粋のカタルーニャ人だけでなく、歴史的背景に拘らない人達も含まれている。
またそれとは反対に、他県へ行ったカタルーニャ人はどの様に考えているのだろうか?そして彼らの意見が反映されないカタルーニャに於ける国民投票に関しては?
そしてもし独立してしまったら、一体バルサやRCDエスパニョールはどの国のリーグに配属されるのだろうか?
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