2014-07-20

この夏の大ボケ

昨年から家の息子は、この時期に開催されるオンラインゲームのイベントに3日お泊りで参加。

昨年は友人5人と、そして今年は10人と、全国から何千人と集まるそのイベントに参加した。

昨年、実はとんでもないないことが起きた。

初めての参加ともあって、勝手の分からないのは分かるが、それでも≪もっとしっかりしてよ!≫と言いたくなることが2つ起こった。

一つは、参加できなかった友人に頼まれて、会場内で売っていたヘッドホンを購入したいのでお金を立て替えても良いかと電話があった。ついでに自分も買いたので足らないお金を持って来てほしいとのこと。

1つ60ユーロもするので、ちゃんと親の了解を得てからと考えたのは、大変宜しい(^^♪

が……

最終日、イベントが終わり車で迎えに行くと、友人の何人かはもう既に会場を出て、お迎えの車で去って行くところだった。

息子はなかなか出てこない!

ついに最終グル-プと見られる中に友人と2人で出てきた。3日も泊まるのだから、テントや寝袋、勿論パソコン、モニタ-、着替え等、大荷物で出てきた。

家に着き、荷物を整理し始めた。と言うよりいち早く友人に頼まれたヘッドホンを取り出そうとしたかった様だ。

そして自慢そうにヘッドホンの箱を1つ出した。一つは既に自分用に買ったので使用済み。箱にはもう入っておらず、箱はもう会場で処分してきたと言う。

と!友達用の箱を開けると、なんと!空だった!パニくる息子。盗まれた!と大騒ぎ。

私は冷静に、彼はヘッドホンの入っている箱を間違えて処分したと今でも思っている。

あ~、60ユーロさようなら。立て替えなければよかった~。

これで、一気にへこんだのはお分かり頂けると思うが、それは早かった!

何故なら今度は、その一昨年前に買ったちょっと上等の腕時計が無いと言う。

えっ!忘れてきたん!どうしたん!盗られたん!

何処をどう探しても腕時計は見つからなかった。

当然、爆発した私。アルバイトでもしてお金のありがたみを知れぇぇぇ!的なことを言ったと思う。

ここまでは、去年のお話。


今年の参加に関して、絶対に何も盗まれないこと、壊さないこと等の注意事項を言い聞かせて送り出した。

さて、今日はイベントも最終日。去年より早く終わったらしく、迎えに行ったら沢山の参加者に紛れて出てきた。

2年目にもなるとちょっとは慣れたようで、荷物も行きと同じようにきちんと詰めて帰ってきた。言うまでもなく私は親バカなので、パソコンから歯ブラシまで用意したのは私。従って彼が同じように荷作りできたことにちっと感動。

帰りの車の中で、予期せぬ話題が持ち上がった。

息子は、去年無くした時計の色が黒だったかどうか聞いてきた。(自分の時計やろ、覚えてないの?)

私:うん、黒やったよ。

息子:実は、今回自分達の陣取ったテントの近くに黒い時計が落ちていて、そんな事はまずないと思うけど、一応拾ってきた。

私:えっ!それ他の人のんやったら、どうすんのん?ちゃんとメーカーの名前見た?

息子:名前覚えてないし、ちょっと違う感じがするねんけど…。

家に戻ってすぐ見ると、なんと!一年前に姿を消したあの時計ではありませんか!

イベント会場となったところは、普段から他のイベントにも使われるので、どう考えても一年間、それも偶然に今回陣取った所にあったとは考えられず…

結論≫

昨年、彼はテントを折りたたんでなおす時に、時計も一緒に折りたたんで袋の中になおしたのでした。

一言も文句も言わず、今も尚正確に動いている時計。この1年は一体何だったのか!




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