今日本では人手不足が深刻化しているとのニュースを読んだ。
スペイン人からすると、まぁ~、なんと羨ましい状況なのだろうか。
確かに僅かではあるが、失業者数も減少傾向にあり、近年のスペイン旅行ブームとまではいかないが、海外からの旅行客が増加し、観光産業が盛り上がりつつある。
しかしながら、殆ど慢性化してしまった25%前後の失業率に、1~2パーセントの変動があったとしても、日本のそれとは雲泥の差!
一体この国の何がどうなれば、景気が回復するのだろうか?
一概にこれはスペイン国内だけの問題ではない。
EUの一員として≪トロイカ≫に監視されながら、ヨーロッパのル-ルに沿って、或はヨーロッパからのノルマを果しながら景気良好に向かっていかなければならないハンディキャップの様なものがある中で、スペインらしさの全くない経済対策が繰り広げられている。
それに国内の膨大な数の汚職スキャンダルや汚職、横領事件。未だに解決すらされていない事件の多さ。そしてこれでもかと出てくる疑惑。
頭を抱えたくなる杜撰な社会に、さすがスペイン!夏はイベント一杯で盛り上がりまくるのだ。
夏は各都市、村でお祭りが盛り沢山。あの有名なサン・フェルミンも昨日始まった。
真っ青な空に照り付ける太陽。
とりあえず、夏はバカンスをとって、それから考えますか。あの敗北は何だったの(・・?と疑いたくなってしまうほど、帰国後即バカンスに突入した、W杯で儚く去って行ったスペイン代表選手達の様に。
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