全盛期だった頃ほどではないものの、試合になるとバルに集い、友人が集まり、家族が一丸となって応援する光景が見られる。
先日の対チェコ戦は第一戦目にもかかわらず、期待に胸を一杯にした多くのスペイン人たちが観戦した。
テレビ放送されたこの対戦のコメンターは、以前ナショナルチームの監督を務めていたカマッチョ氏だ。そしてこのおやじ(中継のおやじも)スペインびいきがはなはだしい‼
コメンターと言うよりは、そこいらにいるうんちくの多いおやじに過ぎない。
先日の試合はスペイン時間のお昼3時に始まった。そして彼は試合前に
“サッカーはみんなが観戦できるように夜に行われるのが望ましい”
とふまえた上で、
“みんながスペインチームを応援できるように、会社や学校は特別許可を出すべきだ”
と付け加えたのだ。
そこまでしなくても、試合が進めにつれて町を行き来する人の姿が少なくなる。決勝まで進んでしまったのならば、試合時間は町で用事をしている人を見つけることは困難だ。
そしてゴールの度に、やむを得ず車で移動する人はクラクションをこれぞとばかりにならし、いたるところから歓声が沸き上がるのだから。
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