特にヨーロッパではこれに拍車をかけて、離脱する国が出てくるのではとの懸念もある。
Efectos del #Brexit: los «guiris» quieren ser de Benidorm https://t.co/bYBxQ7AR6E pic.twitter.com/smhYEYzFQy— ABC.es (@abc_es) 25 de junio de 2016
その1つがスペインだ。
スペインは明日再選挙を控えている。
現在のところ、どの党もEUからの離脱をほのめかす者はいない。
しかし、もし離脱の国民投票が成り立つとするならば、それは明日の再選挙で左派が勝利した場合にのみ可能性が0ではなくなるだろう。
そう、スペインでは左派による離脱ムードが強いのが特徴だ。スペインの右派、例えば世論調査で投票率が最も高いと予想されているポプラル党は、全く離脱を考えておらず、むしろ危険だと警告している。
これは他の国とはちょっと違う。フランスでは極右派のル・ペン氏が自国の脱離国民投票を支持している。オランダでも極右派が離脱を訴え始めている。
一方でイタリアでは、スペインと同じようにポプリズムから生まれた≪五つ星運動党≫が離脱に賛成しているようだ。
ヨーロッパでは他にも、デンマークやチェコでもEU離脱の声が高まっている。
更には、スコットランドが新たに英国からの独立住民投票の実施を準備中とのことだ。これはスペインのカタルーニャ問題と全く同じである。
いつかしら社会の歯車が狂い、現在はその結果が出始めているかのようだ。
独立を求め、思想は更に両極端化していく。調和や協調と言う言葉に、今やレトロな響きを感じるのは私だけではないはずだ。
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