2024-11-28

満員電車の悲劇

 久しぶりに地下鉄に乗った。

ぎっちり詰まった車内では、背の小さい人間は地獄を見ることがある。


先日も車内で立っていたら、ある駅で大量の人が乗車してきて、顔も回せないほどの混みようとなった。

私の周りは女子ばっかりだったが、全員2人ほどのスペースが要るような人ばっかり。

圧!暑!


そして、私の真ん前にフード付きのジャケットを着た女子が背を向けて立った。

地獄はこのフードにある。


何が地獄って、そのフードには怪しげなファーが付いていたからだ。

何日も洗ってない犬ちゃんの毛のようで、毛質的にも色的にもどうしても受け付けられない。

しかも、ちょうど私の頬辺りに触れそうな距離。

顔を避けたいけれど、顔を動かそうものならどうしても触ってしまう。


なので……

顎を引き、首をできるだけ後ろにやって我慢していた。


しかし、悲劇は次の駅でやって来た。

前のファー女子が後ろに(私の方に)よろけのだ!


『さようなら、私の首努力』『こんにちは、怪しげなファー』


2024-11-23

やめられません、マフラー

冬になると首が痛い。

原因は、

マフラー。


首が短いのにやたらとマフラーが好きで、ちょっと寒くなると首にグルグル巻いてしまう。しかも、好きなのは分厚く長いタイプのやつで、真冬ともなると顔の半分ぐらいまですっぽりマフラーに埋もれながら付けている。


その結果、毎年冬は首が痛い。


まさに首長族が首輪を追加しながら首を長くする如く、いつかマフラー効果で首が長くなるのでは?と思いながら……

でも、いつまでたっても、何年たっても首が痛い。長くなるどころか、むしろ毎年痛さが増す。


マフラーによって首が長くなるような矯正期間より、加齢による首回りの衰えの方が断然早いのだろう。


と言うわけで、ダメもとで首回りのストレッチやってみます。(今更かい!)



2024-11-17

冬の準備 ふとん編

冬の布団に敷き変えた

新調した布団は真っ白で

まるでベッドにふんわりのった

ホイップクリームのよう


冬布団にカバーを付ける

けっこうな 重労働

シングルならどうにかだが

ダブルの布団は腕が泣くほどキツイ


しかも布団カバーは

下が開いたタイプでどう考えても長すぎ

動画で付け方のコツを見るが

ズレズレで途中から半泣き状態



でき上った布団は

ふかっふかで暖かく

寝るときは超ご機嫌


でもまだこの時期

気が付けば

朝方は暑くて撥ねのけている


2024-11-03

バレンシア大洪水・その2『招かれざる客』

スペイン史上前例を見ない大洪水が発生したバレンシア。

災害から4日後の今日、スペイン国王が王妃と共に被災地を訪れた。


行方不明者もいまだに多く、灯りのない町で不安な夜を過ごす被災者。発生から4日も経つと衛生面でも危険を伴う。

濁流にのみこまれ何層にも重なった車がインフラを塞ぎ、溢れんばかりのボランティアに対し、清掃に必要な物資が足りていないのが現状だ。


洪水が襲った日は朝から大雨が予測されていたが、州政府からの警報アラートがあったのは、すでに泥水が町に流れ込んでいる真っ最中だった。平日であったということ、帰宅時間帯であったということを考えると、『アラートが遅すぎた!』と感じている人がほとんどのようだ。


そんな状況下、国王・王妃をはじめ、首相と州政府知事が被災地を訪ねた。

罵声と共に石や泥が投げられる。挙句の果てには、『人殺し』の大合唱。





ちなみに、首相はただちにその場を立ち去ったそうだ。


2024-11-02

オレンジリボンキャンペーン。残念な動画を見つけた

11月のオレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン

いろいろな地域や団体がキャンペーン動画を出している。


ただ、……


ある政治家は、共感できない表情と納得できない性格でショート動画をアップしている。台本読んでる感もいっぱい。

ブレッブレで、説得力全然ありません。好感度ゼロ。

ここにそのショートを貼り付ける勇気もでてこない。



💗児童虐待のない、子どもたちが幸せに暮らせる社会になりますように💗

こちらはおすすめ動画のひとつです



2024-11-01

バレンシア大洪水

 ハロウィンが近づく10月29日。豪雨を伴う大嵐が発生し、バレンシア州を中心に大洪水が起こった。

11月1日現在、死者はすでに200名を超え、行方不明者の捜索が続けられている。


その様子は、いまだに信じがたい光景だ。バレンシアから市内バスで行ける距離の隣町であったり村で起こったこの災害は、まるできれいに線引きしたかように、被害のなかった市内とは別世界のもののように見える。


市内に通じる主要道路には泥をかぶった車が積み重なり羅列し、何をどうすればこのような状態が発生するのか、想像にも及ばない。

現在、主要道路はあちこちで通行不可となっており、その総距離はなんと60㎞近くにも達するとのこと。

鉄道の線路内にも同じような状態が存在し、近・長距離路線、高速鉄道など、橋の崩壊をはじめ、一からの復元作業が必要な部分もあり、こちらも復旧に時間がかかりそうだ。


水道・電気がいまだに復旧していない地域、救援が入れない村や町。インフラ自体が崩壊していたり、流されてきた車や物が道を塞いでるケースも多い。

近隣の住民たちは、物資だけでなく、バケツやスコップを手に、徒歩であるいは自転車で絶え間なく援助に向かっている。


今回の大洪水を生んだ嵐は、今も警報が100%解除されたわけではない。せめて粗大ごみなどが回収されるまで、大雨に再び見舞われないよう願うばかりだ。