スペイン史上前例を見ない大洪水が発生したバレンシア。
災害から4日後の今日、スペイン国王が王妃と共に被災地を訪れた。
行方不明者もいまだに多く、灯りのない町で不安な夜を過ごす被災者。発生から4日も経つと衛生面でも危険を伴う。
濁流にのみこまれ何層にも重なった車がインフラを塞ぎ、溢れんばかりのボランティアに対し、清掃に必要な物資が足りていないのが現状だ。
洪水が襲った日は朝から大雨が予測されていたが、州政府からの警報アラートがあったのは、すでに泥水が町に流れ込んでいる真っ最中だった。平日であったということ、帰宅時間帯であったということを考えると、『アラートが遅すぎた!』と感じている人がほとんどのようだ。
そんな状況下、国王・王妃をはじめ、首相と州政府知事が被災地を訪ねた。
罵声と共に石や泥が投げられる。挙句の果てには、『人殺し』の大合唱。
ちなみに、首相はただちにその場を立ち去ったそうだ。
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