2013-02-23

寒さに負けないデモとスキャンダル!

寒~い!

寒波、強風、積雪と、2月ももう後わずかとなったにも拘らず、本格的な冬を思わせるような天気がやって来た。今月の初め頃も大変な寒波に見舞われ、特にバスク地方では積雪による被害が多数記録された。

今回は強風も伴って、一段と寒く感じる。

そんな中、今日23日スペインでは各地で政府の予算カットに対する抗議デモが、今日もまた、行われた。教育関係者(教育予算カット、教育改善案に抗議)、医療関係者(これも予算カット、マドリッドに於いては幾つかの病院の民営化に抗議)、非人道的な立ち退きに抗議する団体、政府の政策反対を呼び掛ける団体などに、一般参加者を加えると、参加者の数はかなり多く、国民の不満を痛感させられる。

さて2月23日は、32年前国会で軍事クーデター未遂事件が起こった日でもある。

ちょうど今テレビで事件の映画≪23-F≫が始まったところだ。

また今日は、横領、背任罪、マネーロンダリング等で起訴されているスペイン国王の娘婿イニャキ・ウルダンガリンが、2度目の出廷をした。

この事件は2010年≪Palma Arena事件≫の情報収集の一環として、当時(2005~2006年)ウルダンガリンが取締役をしていた≪ Insutitue  Noos ≫ に調査の手が入ったのが始まりだ。

彼と≪ Insutitue  Noos ≫ 前パートナー、ディエゴ・トーレスは、バレアレス諸島自治体やバレンシア自治体との間でイベント等の契約を交わし、その公費は民間企業や国王の娘クリスティーナ妃と夫ウルダンガリンの所有物に流用した疑いがもたれている。

ウルダンガリンは全ての責任を前パートナー、ディエゴ・トーレスにあると主張し、無罪を訴えている。

それに対しディエゴ・トーレスは先週出廷した際、ウルダンガリンとの間で交わされた多大なメールを提示。その中には、スペイン王室に携わる人物の関与や、国王、クリスティーナ妃の事件への関与を伺わせる内容も含まれていた。

さて、この事件どこまで拡大していくのだろうか。

お楽しみに♪



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