実は昨年春にも彼女は一度起訴されている。が、どうしたことか証言を免れた。度々出てくる彼女への疑惑も、何処で誰がどう手を回しているのか知らないが、いつの間にか有耶無耶になってしまう。
"火のない所に煙は立たない"ということわざは、スペイン王室やスペイン政界には存在しない。彼らに通用することわざは"煙に気付かれたら即座に火を消せ"と言うとこだろうか。
まぁ、どこの国でも多かれ少なかれこういった事は起こっているのだが、ここで注目すべきことは、スペインと言う国が、いまヨーロッパを中心に多くの人が訴えている≪本当の民主主義≫を実行できるかどうかである。
つまり、今まで民主主義という名の陰で、王室や政治家が作り上げて来た法律も手の届かない優遇された社会に属そうとする人達にどう対処するのかに注目したい。
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が、ここまで世界中から注目を集めているこの事件を、これまでの様にそこまで王室を保護し続けることが果たしてプラスになるのかどうか? それどころか、イメージはもっと悪化するように思われる。
ましてやつい最近≪新中絶法≫によって、世界からスペインに批判の声が上がったばかりだ。
それでも今のところ、クリスティーナ妃弁護団は控訴を考えている様だ。ご苦労様な事である。
無罪なら無罪で、それを主張することをどうして避けるのだろうか? また弁護団はどうしてそのような無罪を主張する絶好のチャンスを避けたがるのか?
3月8日まで、まだまだ時間がある。クリスティーナ妃及び弁護団はどういった手段をとるだろうか。
乞うご期待!
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