2014-04-11

ゴールキーパーの選択

チャンピオンリーグ、ヨーロッパリーグと、それぞれ準決勝へと望むチームが出揃った。

昨日のスペインチームとして準々決勝まで残っていた、バレンシア、セビージャの両チームは見事な逆転劇で勝ち抜いた。

今日は、両リーグとも準決勝対戦相手の組み合わせ抽選会が只今スイス、ニヨンで行われている最中だ。

両リーグともそれぞれスペインチームが2チーム残っている。

チャンピオンでは、レアル・マドリッド、アトレティコ・デマドリッド。ヨーロッパリーグではバレンシアとセビージャだ。

組み合わせの行方はどうなるか!実況ビデオを見ながらこのブログを書いているので、ホットなニュースがお伝えできると思う。

っと、ヨーロッパリーグは只今、セビージャVSバレンシア、ベンフィカVSユベントスと決定!

実は今日は、先日のドルトムント対レアルの試合について、特にゴールキーパー、イーケル・カシージャスについて、そしてワールドカップに於けるゴールキーパーについてブログを書こうと思っている。

まず、イーケル・カシージャス。彼はリーガ・エスパニョーラでは、既にディエゴ・ロペスにポジションを奪われてしまった。

彼はチャンピオン・リーグやスペイン国王杯のような、リーガ・エスパニョーラ以外の試合に起用されるのが常となってしまった今シ―ズンだ。

彼は来シーズンで起用されない様ならば、他チームへの移籍を考えている。

≪只今、チャンピオンリーグの組み合わせが決まった。レアル・マドリッドVSバイエルン、アトレティコVSチェルシー。こうなると決勝戦がスペインチーム同士の対戦となる可能性も出て来た

話しは戻って、そんなカシージャスではあるが、彼が久しぶりに試合に出ると、メディアは彼の活躍を大きく取り上げる。

先日の試合がその通りだった。先週行われたドルトムントとの試合で0対3と勝利を収め、準決勝進出確実と見られていたレアル・マドリッドではあったが、火曜日の試合では危うく延長戦になり兼ねない試合となった。

結果的には2点をとられたものの、準決勝進出を保持した。

その次の日のあるスポーツニュース番組が凄かった。

久しぶりのイーケル・カシージャスの登場をクローズアップしまくったのだ。

彼がゴールを守ったシーンが出ると、彼の手、動き等に、黄色ではあったが殆どゴールド的な色のマル印が付けられ、まるで神業でもしたかのような騒ぎ。

如何に彼がスペインを代表するゴールキーパーとして、未だにその存在感を大きく残していることが良く分かる。

話しは変わるが、この夏のワールドカップにはやはりゴールキーパーとして起用されるのだろうか?

デル・ボスケ監督ならやりかねないだろう。

しかしながら、イーケル・カシージャスが世界のカシージャスだった、彼の全盛期はもう既に過ぎてしまった。

近年スペインナショナルチ―ムに招集されるのは、彼の他に、バルサのバルデス、そして現在はイタリアのSSCナポリで活躍するレイナ選手。

バルサのバルデスは故障中で、ワールドカップには出られない。

ハッキリ言ってレイナ選手は、彼のその性格上招集されている可能性が高いと私は見ている。

チームのムードメーカ役、そして勝利すればすれで、勝利パレード等での彼の話術は、少しぐらい売れているお笑い芸人より数十倍も面白い。

ただ、彼のキーパーとしてのレベルに匹敵する、或いはそれ以上のスペイン人キーパーは数多くいる。

例えば、マンUで活躍する、デ・ヘア選手はどうだろうか?彼はまだ若く、これまでにもU-17やU-21では既に活躍している。

ちなみに、以前サッカーおたくだった息子のお勧め選手は、現在RCDエスパニョールのキーパー、キコ・カシージャ選手。如何にもサッカーおたくらしい。

今回のワールドカップは、世代交代や選手の故障、サッカー界のトップとしてのプレッシャーなど、様々な意味で以前よりグッと勝利へのハードルが高くなったように思える。


photo credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/cirourdaneta/8313249706/">cirourdaneta</a> via <a href="http://photopin.com">photopin</a> <a href="http://creativecommons.org/licenses/by-nc/2.0/">cc</a>







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