スペインの新しい≪中絶法案≫は、十分な合意が得られなかったという理由から、取り下げられることが今日、首相のインタビューで明らかになった。
やはり先日も言った様に、地方選挙や次期選挙のことを考えた決断との見方が強まっている。
保守派の支持確保を念頭に入れた、前選挙時の公約の1つだった≪新しい中絶法≫は、政権をとったポプラル党の緊縮経済のしわ寄せを被った国民のポプラル党離れや、党内の汚職スキャンダル、景気回復への遅さ等によって、≪駄目押し≫に近い危険な法律となってしまった。
ただし、現在の≪中絶法≫に少しばかりの改善が加えられるようだ。
例えば、16、17歳の少女の場合、現在彼女自身の判断で人工中絶が可能だが、親の同意が必要と改められる。
いずれにせよ、公約破りの首相のこの言葉を受けて、ガジャルドン法務大臣は辞任するであろうか?
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