時間が経ち、今朝バルセロナで起きた殺人事件の詳細がメディアを通じて飛び交っている。
まず、少年は凶器に使われたクロスボウやナイフの他、火炎瓶も持ち合わせていたとの報道があった。最初に襲われた女子教師とその娘さんのクラスで火炎瓶で他のクラスメートを脅したと言う証言もある。
少年は最初に、女子教師をクロスボウで襲い、母親を助けようとした同じクラスにいた娘さんの足をナイフで刺した。
クラスメートは教室から逃げたし、その騒ぎで様子を見に現れた男子教師をクロスボウで襲った後ナイフで胸の辺りを刺したのだった。その傷が致命傷となった男子教師は、実は2週間前から代理としてこの学校に就任したばかりだった。
その後少年は誰彼なしにクロスボウで襲撃。教員1人と生徒1人が怪我を負った。
少年は数週間前から先生やクラスメートを殺すように命令する声が聞こえたと、精神病を疑わせる発言をしている。現在は両親と共にバルセロナの精神科の病院に移送されている。
残念ながら日本でも最近未成年者の殺人事件が問題になった。そしてスペインでも未成年者の殺人事件はこれが初めてではない。しかしながら今回の場合、犯人の少年は13歳。刑事責任にも問われなければ、逮捕もされない。現在のスペインの法律では裁かれない年齢なのだ。
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