2017-05-17

フランス新政府の顔ぶれ

フランス最年少の大統領となったエマニュエル・マクロン氏。さまざまな政治要素を取り入れたオープンな政府を目指しているようだ。

以前から囁かれたいたように、政府のメンバーは4政党から選ばれ、年齢も33~69歳までとバリエーションが広い。

しかし気になるのは、22名からなる政府メンバーの半数に女性が起用されていることだ。

これって、本当に各自の能力から起用されているの?

実はこの人数配分、スペインでは既にサパテロ政権で実施さている。雇用差別が問題視されていた時代背景があってのことだ。(未だに改善されていないが…)

しかしこのように特別な配慮をすればするほど、雇用における男女の差が際立つような気がする。(もっとも職種にもよるだろうが…)

もっと言うなら、そうすることによって逆に差別していることにはならないだろうか?

基本的に雇用は能力に基づいて行われるものであり、政府のメンバーを男女の数で数えることがそもそもおかしい。それがニュースとして取り上げること自体が変だと思う。

例えば大臣がみんな男性でも全く問題ない。逆に全て女性でも全く問題がない

しっかり仕事をしてくれさえすれば、性別は何の意味も持たないのだ。

隣国フランスのことはよく知らないので、マルコン大統領がどんな意図で大臣を選んだのかは定かではない。只々スペインのようなナンセンスな選択ではなかったことを願うばかりだ。












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