2024-06-26

なに、誰⁉ 中庭にいるのは

我が家には、このブログのタイトルにもあるように中庭がある。

この中庭は、子どもが小さい頃は汚れも気にせずお絵描きを楽しめた場所。夏はビニールプールを出し、決して大きくはないが自転車の練習、サッカーの練習と、ずいぶんお世話になった。

もちろん、大人の私にとってもメリットが大きい。洗濯ものなんか、かなり大きなものだって十分干せるし、どんな強風の時でも飛んでいってしまう心配もない。


ホースを使えば、洗い流す作業もできるし、家の中では厄介な家事やDIYもここでこなせる。

気が向いたら植物を育て、現在もお手入れが楽な四つ葉のクローバー、アロエベラ、タイムなどが真夏の太陽の方にグッと体を向けて成長し続けている。



ただ、そんな中庭にも私を悩ますデメリットが……



例えば、時として予期せぬ侵入者が現れることだ。


もう10年以上前になるが、突然ネズミが出現したことがある。それ以来、中庭側の窓はなるべく開けず、最近はもう姿を現さなくなったものの、用心のため、時々息子の彼女宅のワンちゃんに来てもらって、中庭でいっぱい遊んでニオイを振りまいてもらっている。


そうと思えば、隣家から迷い込んだウサギが鎮座していたことも。しかも、植木の葉にコロコロうんちまでして。


小鳥が飛べずに立ち往生していたことや、ビニールプールに落ちて飛び立てないケース。


小動物ならまだしも、隣ビルで作業をしていた外壁塗装の人まで現れたこともあった。と言うのも、ある日、予告もなく朝から塗装作業が隣ビルの屋上から始まる。幸いにも家に居たので、念のため窓を閉め、雨戸も半分閉めていた。

すると、昼過ぎに、何やら中庭でザーザーという音。そして、窓をたたく音が。ソッと窓から顔を出すと、

塗装屋さん:中庭にペンキが飛んで汚れないように、シートを付けに来ました

頭の中の私:(早よ、言わんかい!😤 ってか、如何にも良いことしてる風やけど、どう考えてもあかんやろ!これ)

気の弱い私: Vale(OKです、了解しました)




さて、今朝は黒い猫ちゃんがお隣さんとの塀の上をゆっくり歩いているのを窓越しに目撃した。

毛並みからすると、おそらくのらねこ

窓を少したたいてみると、こちらをじっと見た後、またゆっくり歩きはじめた。スマホで画像を撮ろうとしたが、老眼でスマホが見えにくく、アレコレいじっている間にどこかに消えてしまう。よくあることだ。

後で中庭に出てみると、植物のない鉢植えが荒らされていた。

それにしても、真っ黒で大きめのボディ、大きな黄色い瞳、恐れる素振りが全くなく堂々とした態度。

それとは対照的に、私は超ビビリ。朝からこのインパクトは強すぎる😱。

2024-06-24

やめられません!白ご飯のお供

ちょっぴり健康オタクな私は、ネットなどで話題になる食材を試してみるのが大好きだ。
『ビーツ』が取り沙汰されたのも、もうかれこれ1年ほど前になろうかと。


『ビーツ』は、強烈な赤ピンクの見た目が特徴的な、ボルシチにも欠かせない根菜。ビタミン、ミネラルが豊富で、抗酸化作用のあるポリフェノールが多く含まれている。

気になる効果・効能が紹介されていたので、さっそく我が家の食卓にも登場してもらった。

野菜本体、酢漬け?マリネ?のような味が付いた瓶詰のもの、あるいは水煮のようなものが販売されている。

料理苦手な私には、瓶詰めと水煮が向いていると判断。

最初は、サラダに加えればいいだけの瓶詰めを試してみた。

……😒

スペインらしい、超濃い味!毎日は絶対に食べれない代物、私的には。



それでは水煮を!と思ったが、レシピを探しても、食べたいけれど手間がかかりそうなものばかり。ただ、かなり高レベルの手軽さを求めている私にとってはの話だが…

でも、健康に良いならと、そのままスライスして食べてみた。

……😞

ビーツ本体のかすかな甘みの他は無味で、おいしいと言えるのか言えないのか、微妙だ。そもそも、調理に使うものなので。



何度か我慢して食べているうちに、あることに気づいた。

この食感『煮た大根』に似てる?


そこで、『甘い』と『大根』、『簡単』と『飽きない』から連想されたのが

『沢庵』




ビーツをスライスして(450~500g)、砂糖大さじ2弱,塩大さじ1、酢大さじ1と一緒にジップロックに入れて1日待てば出来上がり。

こだわりで、酢は無濾過&マザー入りのりんご酢を使っている。フルーティーに仕上がるので断然おすすめだ。

これを毎昼食時に、白ごはんと一緒にいただいてます。

しかし、それを完全スルーする我が家のスペイン人。あ~、この味が分かる日本人でよかった♡

2024-06-20

スペイン人らしい『UEFA ヨーロッパ選手権』の楽しみ方

 


今開催されている『UEFA ヨーロッパ選手権』。スパインVSイタリアの試合が、あと1時間も経たないうちに始まる。


街ゆく人や車はやや急ぎ足に見え、近くのバルにも人が集まり、我が家の上の階に住む老夫婦宅にも、子どもさん家族が試合を一緒に見ようと今からえらい賑わいになっている。まるで決勝戦でもあるかのように。


そういえば、最近ごみ収集所近くに、『UEFA ヨーロッパ選手権』を見るためか大型テレビの空箱をいくつか発見した。

我が友人宅も、選手権が始まるその日に大型テレビを購入。が、大き過ぎて家具と家具の間にピッチピチに置かれているのには笑った。いかにも、スペイン人らしい(笑笑)

2024-06-16

3年と10カ月ぶりの更新

 

ほぼほぼ4年間の、今から思えば可もなく不可もない歳月を経て、再度ブログに挑戦することとなりました。

よろしくお願いします。


というわけで今回のブログは、『再更新』となった経緯について。



そもそも私の右腕は、4年前に脳出血を患ってからまっすぐ伸ばすことができず、痛みがあって上にあげきれないという状態だった。

それが一変、ある日突然、なぜかまっすぐではないが上にあげても痛くない!というありがたいことに。

しかし、その代わり今度は横の可動域が激痛で制限され、日常生活のさまざまな場面で涙が出るほどの不調に陥ってしまった。



こんなときは、どこの何科に行くべき?

整形外科?神経科のリハビリ科?
迷った末、理学療法士さんに診てもらうことにした

今回の右腕の不調は、脳出血の後遺症として右肩が内側に入り込み(見た目には分からないが)、リハビリ的なこともせず放置していたので固まってしまったのだそう。

理学療法士さん:「誰も動かすなとは言わなかったやろ」
私:「確かに!」



その後、同診療所で行われている体操教室にも参加することになる。

体操の先生はこれまで説明を受けてこなかった脳出血について詳しく説明してくれ、体操を始めるにあたって、どのような病状だったのか、後遺症が残っているかなどをメモった。

雑談を混じえて話しているうちに、

私:「以前はブログも書いていたけど、今は指が“どのキー押してんねん状態”だからやめた」とポロリと言うと
先生:「どんなブログ?、なんで更新せーへんの?」と。

「いや、いま言うたやん!指がうまく動けへんって!と頭の隅で思った瞬間、初診で言われた『放置していたので固まってしまった』というフレーズが頭によみがえった。

あっ、そうか!

右肩と同じことが右手の指にも起こりうる、かも?



『右が不自由なら左があるやん!と勝手に思い込んでいたこの4年間。

右利きでありながら家事や料理は左で。左手で字の練習もした。パソコンに至っては視聴がメインとなり、マウスも左手で操作した。

神経内科の定期健診では、「1年過ぎても残っている後遺症に関しては改善しにくい」と言われたけれど、発症から4年経ったここにきて『目から鱗が落ちる』的な気付きがあるとは…。



そんなこんなで、ブログを書き続けて指を鍛え、いつか『寿司打』で高得点をただき出すことを夢見る今日この頃です。