経済協力開発機構の≪PISA(Programme for International Student Assessment)≫報告書によると、16歳から65歳までのスペイン人の数学及び読解力は、同機構23加盟国の最下位に位置していると報告された。
数学に於いては最下位。読解も下から2番目という結果。イタリアもスペインに負けず、数学では下から2番目、読解は最下位と2か国で競っている。
この結果からすると、スペイン人は、例えば電気代の請求書が理解できないとか、ドンキホーテが読めない、分からないと言ったレベルに相当してしまう。
それに引き換え、23加盟国中、数学、読解の両方に於いて1位になったのが、日本だ!その次にフィンランドが、こちらも両方に於いて2位になった。
この調査は幅の広い年齢層から得られた結果だ。
今の学生は違うが、確かにスペインの、例えば50歳過ぎの中年層以上の人の中には、中卒や高校中退等の人が沢山いる。そして当時は、その多くの人が学業を選ばず、仕事を選ぶ時代だったのだ。
何はともあれ、携帯のSMSでもないのに、Hを抜かすスペイン人。VとBを間違えるスペイン人。アクセントなんか付けないスペイン人。そんなスペイン人に出会う度に、「外国人の私でも分かる間違えしてる~。勉強好きじゃなかったんやな!(私の様に)」と思いつつ、未だにRとLを、緊張すればするほど間違って書いてしまう私も、そんなスペイン人から「こいつ!何時になったら!」と呆れられていることだろう。 |
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