しかしながら、1977~1995年までにテロ活動で有罪となった受刑者が禁錮30年以下で出所するのを防ぐ為、2006年から最高裁判所は≪そういった刑務所内でのメリットは最高有罪刑、つまり40年に対して軽減されるのではなく、各犯罪に対する年数から軽減されるものだと≫判断し、実行されて来た。
さて、今日フランス・ストラスブール≪ヨーロッパ人権裁判所≫から、こんな判決が出された。
≪2006年から実行されているスペインのこの理論は間違っている≫と。
この判決によって、24件もの殺人罪で3828年の有罪判決がでいたたテロリスト(ETA)、イネス・デル・リオ受刑者が明日にでも出所する模様である。
その上、この判決の恩恵を受けて直ちに又は近年中にも出所が出来るETAテロリストや凶悪犯は、70名以上にも上る。
彼女の場合、この≪ヨーロッパ人権裁判所≫からの判決によって、24件の殺人を犯しながら23年の禁錮だけで自由の身になるのだ。
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