毎年クリスマス前のこの時期になると、≪Amigo Invisible≫と呼ばれる習慣が盛んに行われる。
英語では
≪Secret Santa≫と言うらしい。
職場の仲間や、友達同士、学校などで、プレゼントを交換し合うのだが、プレゼントをされる側は誰がプレゼントしたのか知らされないというのがルールだ。
実はこの習慣、私はチョット納得がいかない。
特に、
学校で行われる場合。
息子は小さい頃から今まで、学校でこの習慣に参加して来た。
小さい頃はあまり気にもしなかった。子供と言う事で金額も上限が設けられている。
だが、もう殆ど11年間参加して来た中、一度として彼が喜ぶ物がプレゼントされたことがない!多分これはウチの息子に限ったことではないはずだ!
大体、最近の子供が喜ぶようなものを、許された範囲の金額で買え!と言うのは難題だ。プレゼント選びは(参加したい)子供にとっても、親にとっても大変難しい。
とは言え、子供達は(小さいうちは)無邪気にこの習慣を楽しむのだ。
しかしながら、貰った欲しくもないプレゼントは一体どうなるのか?引き出しの隅に、おもちゃ箱の底に、物置の知られざる所に眠るのが運命というとこだろうか。
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photo credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/helenasicily/8419616459/">Helena Eriksson </a> via <a href="http://photopin.com">photopin</a> <a href="http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/2.0/">cc</a> |
ところで、ウチの息子はカトリック系の学校に通っている。クリスマスシ-ズンともなると、募金や食品や古着などを持ち寄るキャンぺーンが行われる。それと同時に、子供達は世の中にはクリスマスを楽しく迎える事が出来ない人がいることを教えられる。
そういう事を考えると、学校で行われる≪Amigo Invisible≫と言う習慣がもの凄く無駄で矛盾した習慣に見えてくるのだ。
そういうことで、数年前から息子にチョコレ-トなどのお菓子をプレゼントに持って行かせている。これなら無駄にはならないだろうと。
今年は、息子は女子にプレゼントすることになったらしい。私は毎年の様に彼にプレゼントを買ってくるように頼まれた。そして私は今から名前すら知らない、見たこともないそのクラスメートにプレゼントを買いに行って来ま~す。
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