ポプラル党が政権を握って2年目となった2013年。
暴かれる政治家や責任の重い役職につく人間たちの汚職疑惑の数々。証拠隠滅に力を注ぎ、嘘は≪断固とした真実だ≫と確信しようとする暗示に変わり、誰もが今の役職にしがみ付いてる。
裁判によって刑罰が下されても、どういう訳か未だに一般人と同じような自由の身である元政治家や有名人。
何とも≪情けない≫政界、社会が浮き彫りになった1年だったような気がする。
失業率がここ数か月微妙に減ったと言うニュースは、政府の喜びとは裏腹に、EU圏ではルーマニアやブルガリア等に次ぐ、スペインの重要な社会問題≪貧困≫に希望の光が射したわけでもない。
2020年の夏季オリンピック招致の失敗に見るように、海外からの信用も未だに芳しくない。
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とは言え、今年は記録になる程多くの海外からの観光客を受け入れた年でもあった。
1月から10月までの外国人観光客は5千4百万人以上と、昨年の同じ時期と比べると約4.8%も上回る。フランス、イギリス、ドイツなどの常連客に加え、新しい市場としてロシアや北欧からの観光客が著しく増えた。
そこで、今年も国内では色々腑に落ちない出来事だらけだったが、やっぱりスペインの良い所もいっぱいあるのだと再確認する為に、そして少しでもいい気分で今年のブログを締めくくりたく、こんなビデオを作ってみた。(
Google+ではもう少し映像がきれいに見れます。)
来年はこんな魅力のあるスペインがもっと住みやすい、国民に安心を与える国家となるように願うばかりである。
それでは皆様、良いお年をお迎えください!
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