エボラ熱症状が出てから峠と見られる15日が経った今、スペイン国内初感染患者テレサさんは、重症には変わりないものの、僅かながら徐々に回復の兆しを見せている。
血液内のエボラウイルスの数は日に日に減少。医師や看護師と僅かながらではあるが会話ができ、彼らが働きやすいように自ら動くなどの協力的行動もとれるほどになっている。
現在彼女の他に、テレサさんのご主人、テレサさんを診た医師等、彼女と直接的なコンタクトがあった為、感染率が非常に高い14名の人々は病院内に隔離されている。その他、彼女と何らかの形でコンタクトがあり、比較的感染率が少ないとされいる78名については、毎日2度熱を測って病院と連絡を取り合うという形でコントロールされている。
しかし、今日この比較的感染可能性の低いカテゴリーの一人が37.7度の熱が出たことでテレサさんと同じ病院に搬送された。熱以外の異常は確認されていない。
この飛行機に乗っていたナイジェリア人乗客が、震えや熱などの症状を訴えたからだ。
エボラ熱とは確定できていないが、テレサさんの感染以来、対応症状の基準が今までより低くなった為エボラ熱対応プロトコルに従って、一刻も早く病院に搬送される模様だ。
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