スペイン国内で初めてのエボラ熱感染者が出た。
感染したのは、アフリカでエボラ熱に感染したスペイン人宣教師2名が(いずれもマドリッド感染病指定病院で手当ての甲斐なく死亡)、それぞれ8月そして9月にスペイン・マドリッドに手当の為、厳重体制で搬送されたの際、看護助手として働いていた40歳代の女性。
映画≪E.T≫の一場面を思い出させるほどの完全装備だった人に何が起こったのか?
彼女が最後に接した感染患者は、9月22日にシエラレオネでエボラ熱に感染した、内科及び熱帯地帯の医学に携わってきた70歳の宣教師、ガルシア・ヴィエッホ氏だ。残念ながら、ガルシア氏はスペイン搬送3日後亡くなっている。
衛生省の発表によると、感染した看護助手は9月30日に健康状態が悪くなったものの、10月5日まで医者には行かなかったとのことだ。
一方、あるスペイン有力新聞では、9月30日にエボラ熱の症状が出始めた為病院に行ったが、病院側は10月5日までエボラ熱と判定する為の検査をしなかったとしている。
いずれにせよ、彼女はマドリッドの感染病指定病院に搬送された。彼女のご主人はじめ、同僚等、約30名も監視下におかれている。また、ごく一般的な生活をしていた感染者と交流のあった者も調査中のようだ。
衛生省は、「どうして感染したのか今調査中だ。現在のところ原因が把握できていない」「患者の手当てに携わっている医療チームと国民の安全を保障するべく、最善の処置をとっている」という、こういう事態にはつきものの言葉で締めくくっている。
話は変わって、息子の友人のお父さんが、今年の春からシエラレオネで建築家として出張中だ。
心配はないのだろうかと息子に聞くと、「先週末こっちに帰って来てて、X君(息子の友人)と一緒にショッピングを楽しんだらしい」とのこと。
そして息子はそのお家に先日友達数人とお泊り。
心配するべきなのだろうか?
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