エボラ熱感染の疑いで昨日病院に搬送されたのは、マドリッド3名、テネリフェ3名の、計6人となった。
昨日の時点でお伝えした、感染可能率の低いカテゴリーに属していた人、パリ発の飛行機でエボラ熱の症状らしき震えや熱が出たナイジェリア人については、第一次感染検査の結果、陰性反応を示したと発表があった。
第二次検査は、72時間後に行われなければならず、それまでは指定病院で隔離されている。
今月11日にリベリアから帰国していた宣教師も高熱の為、指定病院で隔離、検査待ちだ。この宣教師の場合は、他の既にエボラ熱で死去した宣教師兼医師とは違い、直接エボラ熱患者とは接触していなかったようだ。
また、昨日はカナリア諸島のテネリフェで、感染の疑いが持たれている3人が病院搬送、隔離された。
そのうちの一人は、数日前シエラレオネから帰国した、赤十字社の看護師として働いていた男性だ。彼は、直接エボラ熱患者との接触があったころから、感染度の高いカテゴリーに位置付けられていた。昨日熱やのどの痛みを訴えた為、テネリフェの指定病院に隔離され、検査結果待ちとなっている。
またこの男性の同居人2人も、症状がないものの念の為、病院に入院。
国民の不安が一挙に高まった一日であった。
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