スペインに来る外国人観光客の数は、年々増している。昨年2014年には、年間で凡そ6千5百万人もの観光客が訪れた。
今年も、現在までの観光客数は過去の記録を塗りつぶすほどの勢いで、これからヨーロッパでは長い夏のバカンスシーズンに入るので、記録更新に拍車がかかる事になるだろう。
ヨーロッパの夏のバカンスは長いので、海外の観光客や国内観光客も、その長~い休暇をビーチで過ごすというスタイルをとる人が依然として多い。
スペインには世界に誇れるビーチが沢山ある。北は北大西洋、南は地中海、カナリア諸島は大西洋に浮かんでいることからも分かるように、スペイン観光の重要な役割をビーチは担っているのだ。
それが故に、スペイン観光産業の夏の目玉商品とも言えるビーチは良く整備され、きれいに保たれている。街角の道が驚くほど汚いこととは裏腹に……
昨日発表された《Foundation for Environmental Education》の報告によると、スペインは去年より4つ多くのビーチが青旗を獲得した。スペイン全土で青旗の立つビーチはなんと577ヶ所にも上る。この分野では世界一位と誇らしい結果だ。
確かに、ビーチにもよるが、深く入っても入っても透き通って足が見える素敵な海がスペインには沢山ある。
しかしながら、6月下旬、7月はまだいいものの、8月にもなると大勢過ぎる人がつめ掛け、海水は汚れ、ここ数年8月になるとクラゲが大量発生する現象が起こっているのも事実なのだ。
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