改装に改装を重ねて、2年間で立派 ? な小屋に変身したのだった。
これまで警察がその近くを通ることはあっても、身分証明の提示を要求するぐらいで、近所の住民からの苦情らしきものもこれとして聞いたことがなかった。
そして昨日夕刻、私はその小屋のドアを見て、気温が30度以上あるのにも拘らず、一瞬暑さも寒さも何もかもを感じられない様な、ビックリとか驚きとは違った不思議な気持ちになった。
実は、ドアが灰色のブロックの壁と化していたのだ。
どうやら、ルーマニア人も立ち退きになったようだ。
そう言われれば、数日前に私が出勤する時、警察官2人が小屋のドアをノックして、住人と話しているのを目撃した。早朝だったので人気もあまりなく、一人野次馬も恥ずかしいので立ち止まることはしなかったが、傍を通った時「言葉は分かるか?」とか「何人この中にいてるのか?」など、寝起きの顔を隠せない住民の一人と見られる女性に聞いていた。
そして昨日の朝も小屋の傍にパトカーが止まるところを見たのだった。
数日前の出来事はきっと立ち退き宣告だったのだろう。そして昨日立ち退き決行というとこか。
小屋の外には家具として使用していたと見られるマットレスや物干しなどが立てかけられていた。
そもそもその空き地の所有者は誰なのか? 私は知らない。しかし車は駐車し放題 (お蔭様で私も使ってます)、盗難車も置き捨てし放題、犬の散歩兼用足しもし放題、挙句の果ては、その空き地で堂々と車の修理業をはじめる奴まで現れる有様。
そんな完全なる管理不行き届きな空き地の一角で、別にこれといった問題も起こすことなく居座っていた人たちを、いまさらどうして立ち退き処分にしたのだろうか?
そう、地方選挙を来週日曜日に控えた5月15日に…
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