ヨーロッパでは各国の難民受け入れ姿勢がそれぞれ違う為、なかなか思うようにいかないのが実態だ。
どの国も、市や自治体単位ではもう既に受け入れ態勢が整い始めているにも拘らず、国単位でのEUに於ける解決策に合意が見られないので、足踏み状態なのだ。
そんな中、実は今日、あるシリア難民がマドリッドはヘタフェ市にやって来た。
それはこのビデオに映っている、ハンガリー難民キャンプで子供を抱いたまま足を引っ掛けられたオサマ氏だ。
このファミリーを救おうと動いたのが、ヘタフェにある《サッカー、フットサルコーチ養成公立学校》だ。実はこのオサマ氏はシリアでサッカーチームのコーチをしていたことがある。
彼とその2人の子供はこれからヘタフェで新たな生活を送ることになるのだ。
一人でも多くの難民が、多くの家族が救われる様に、多くのスペイン人が手を広げて待っている。例えば、私の友人もその一人だ。彼女はもう既にその手のミーテンィングに2度も参加している。何はともあれ、一日も早くというのが彼女の考え方だ。
ヨーロッパ以外の国々から難民受け入れの声が上がっている中、ヨーロッパは一致団結せずには解決に向けて進めない困難な立場を維持している。
0 件のコメント:
コメントを投稿