終わってみれば、なんともあっけない2日だったのだろうと感じてします。
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大体、私の様なサッカー音痴でも、あのデル・ボスケ監督の拘りの選手選択には呆れてしまう程だ。
4年前のW杯では、出場メンバーの多くがバルサ、レアル・マドリッドの選手で、早く言えば、好調期だったバルサの選手をスタメンに出しておけば、それで選手が勝手に優勝を手にしてくれてもおかしくない。
しかし、今回招集された若手の選手は兎も角、4年経っても同じようなメンバーにしがみ付いていては、今回の結果が出るのは素人でも分かることだ。
カシージャス、トーレス、チャビー、ビージャ、ピケ、ブスケッ、ファッブレガス、等々……
チャビーなどはもっとかわいそうで、彼は2年前のUEFA欧州選手権では、実は彼自身出場を拒否したにも拘らず、デル・ボスケ監督の建っての願いで参加。結果的には優勝したのだが、この時すでにチャビー選手自身が≪自分ではもうダメだ≫と気が付いている。
それを何故また引っ張り出してきたのか?
今回のW杯2戦で、メンバー交代がある度に、「あ~、やっぱりこれできますか?!」とダメ押しの期待のできない選手がグラウンドに出てくる。
あ~!とため息しか出ない状態。
ともあれ、2年後のフランスで行われるUEFA欧州選手権に向けて、世代交代、監督交代に期待したいところだ。
そんな中、運よくチリ戦の敗北の翌日が、フェリッペ6世スペイン国王即位式とあって、ニュースもそちらに重視されたようで、サッカーで失望した人々も少しは気が紛れたのではないだろうか。
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