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非難の声が、Twitterをはじめとするソーシャルメディアで続々と寄せられた。
まず、私の様なサッカーに詳しくない者でも、「えっ、ちょっとこれ?」と思ったのは、フォワード。
トーレス、ヴィージャ、ディエゴ・コスタ、の3名。
トーレスはもう以前から招集されるのがおかしいと思われる存在の、スペインサッカー代表チ―ムの顔と言っていいくらいお馴染みの一人。
先日のボリビア戦でも、ペナルティー・キックを決めただけで、チャンスを幾つも逃している。ペナルティー・キックでさえ、見ている側はキッカーがトーレスとなると、ちょっとしたハラハラドキドキものだ。
ヴィージャに関しては、4年前の前W杯の全盛期(?)からは遠くかけ離れた活躍ぶりだ。年齢的にも、ましてやW杯ではリーグ戦とは違い、試合と試合の間隔が狭い上、もし万が一上位まで進出できたとすると、試合はもう連日と言っていいほどの厳しさだ。体力的にも無理が予想されてもおかしくない。
ソーシャルメディアでは、このヴィージャの代わりに、現在ユヴェントスのフェルナンド・ジョレンテをという声が多かったようだ。彼は今シーズンかなり良い結果を残している。
ディエゴ・コスタは、ご存知の様にハムストリングの負傷で、リーグ最終戦、バルサとの優勝をかけた試合にも僅か16分でベンチ入り、その後何とかチャンピオンズ・リーグにと大がかりな治療を重ねた結果が、こちらもたったの9分だけの出場となった。
まぁ言えば、病み上がりの選手を起用すると言う事になるのだ。彼が十分に彼の良さを発揮できると考えるのは、あまりにも楽観的過ぎる。
また、先日のブログでも触れたように、このディエゴ・コスタとミッドフィルダーのへスス・ナバスはそれぞれの怪我の最終検査が行われ、へスス・ナバスの場合は完治の状態だったにも拘らず、最終的にはメンバーから外された。
ナバス選手ファンの個人的な理由から、また多くのサッカー通が非難するように、これは大きなミスである。
あの、極限まで右へ右へをと攻めて行きながらも、あんなギリギリの右からセンターにボールを確実に返す技が彼以外に誰が出来るだろうか!
残念極まりないメンバー選択だ。
しかしながら、スペインの唯一救われる点は、ナバス選手の様な質の良いミッドフィルダーが沢山いることだ。
フォワードが頼りない分、彼らの活躍が更にクローズアップされることになるだろう。
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