2014-06-10

早く言えない単語

私は元々、日本語でも早口言葉がすごく苦手と言うか、ろれつが回らないと言うか、お喋りのくせに上手に発音できてないことが多々ある。

そんな私は、当然のことながらスペイン語の単語にも苦労することがある。

例えば、先日こんなニュースを読んだ時のことだ。

現在バルサの監督として採用された、ルイス・エンリケ氏が、救急で虫垂炎の手術をしたというものだ。

虫垂炎はスペイン語で、≪Apendicitis = アペンディシティス≫。

これがどうも上手く言えない。早く言えと言われたら、絶対無理!

≪A-Pen-Di-Ci-Tis≫と一つ一つ小さく区切らないと、なかなか言えない。

もうスペインに住んで20年以上になるが、悲しいかなこんなことが時々ある。



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次の言葉は習得するのに、かなりの歳月を要した。今も尚、早くは言えない。

その言葉は、≪Desatascador = デサタスカドール≫。日本語では排水溝のつまりを取り除く≪カバーラップ≫のこと。(実は今はじめて日本語で何というか知りました)

≪Des≫=非、不、反対、否定という意味 の言葉と、≪Atascar≫=詰まる、一杯で動けないという意味の言葉からなり、≪Desatascar = 詰まりをなくす≫という意味になる。

そして、語尾を≪dor≫にして、詰まりをなくす道具、つまり≪カバーラップ≫になる。

私はどうもこれが上手に発音できず、いつも≪Des-Atascador≫と2つに区切ってしか言えなかった。(動詞Desatascarも同じ)

そして、無理をせずに2つに区切って言うと、ものすごく上手過ぎるぐら上手に、それもめっちゃ早く発音できる♪ もうスペイン人も顔負けぐらいに。

ただ2つを一緒にすると、不思議にも躓いてしまうのだ。

早く言えないのは私だけでしょうか……









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