3年前、前政権PSOE時代、スペインでは中絶が合法化された。
妊娠14週間目までの中絶は全面的に合法化され、それ以後22週間目までは一定条件下で中絶が認められている。未成年者の場合も、16歳から18歳までの女子の場合、以前の様に両親の同意が必要だったのに対し、3年前から中絶の決定は彼女達本人に委ねられる様になった。
こうした中、昨日≪中絶法反対≫のデモが、≪Sí a la vida≫と言うスローガンの下、今年も各地で行われた。
現在のポプラル党政権の公約の一つに、この中絶法の改正があっが、今のところ、(他のことに忙しく!)手が付けられていない状態だ。
話は逸れるが、日本では妊娠期間は10月10日と言われるが、スペイン(他のヨーロッパの国々の様に)では9ヵ月。また、妊娠については定期健診、出産、入院費など全て保険で賄える(私立の施設を利用しない場合は)。赤ちゃんは生まれてすぐ看護婦さん達にきれいにしてもらった後、すぐに母親と同室。そして出産後母子とも健康な場合、通常2日程、帝王切開の場合でも4~5日で、すぐに退院になる。
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