新たな≪Ecce Homo≫

ちょうど1年前日本に帰省中、「サラゴサ県のボルハ村にある教会にあった約100年前のキリストの絵≪Ecce Homo≫が、81歳の婦人の手によって修復された」と言うスペインのニュ―スをテレビで見た。正しくニュ―スになる程の作品だった。

この修復は国内外で大きな反響を呼んだ。地元ではこの≪Ecce Homo≫のラベル入りのワインまで出た程だった。

あれから1年。修復を担当した婦人セシリア・ヒメネスさんが、地元のワインの為に新たに≪Ecce Homo≫を描いたのだ。

ワインは、彼女の名前の付いたスペシャルエディション。




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日本の普通とスペインの普通

ガリシア地方での脱線事故数日後、日本では超普通の出来事に、先月開通したマドリッド－アリカンテを結ぶ高速列車≪AVE≫の乗客らから苦情が出た。

日本の年末年始やお盆休みでは、新幹線の自由席を利用する多くの人が、席が無い為、通路やデッキ、またはカフェテリアに立つことになる。

それが、ここスペインで起こったのだ。

原因は、サンタンデールからアリカンテ行きの列車がマドリッドで故障し、その乗客の一部が18時25発の≪Ave≫に乗った事にある。

photo credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/matthewblack/3350636420/">
Matthew Black</a> via <a href="http://photopin.com">photopin</a>
 <a href="http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0/">cc</a>

≪RENFE≫は故障中の列車の代わりを用意したが、乗客の一部がそれよりも40分早くアリカンテに到着するこの≪Ave≫に乗ったのだった。セキュリティーもそのことに関して何もしなかった様だ。

そして日本で見られるオーバーブッキング状態の列車の乗客が、安全性の欠如だとして被害届を出した。



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ベテラン運転士の勘違い

昨日≪Alvia≫脱線事故列車の運転士の審問が裁判所で行われた。

30年の経験を持つベテラン運転士は、「不注意だった。別の区間と勘違いしていた。」と証言した。

時速200KM以上で走行する列車は、カーブ手前でスピードを落とし、時速80KMの区間に入る。

2つの速度制御システムが装置されているにも拘らず、自動ブレ－キは無く、この区間は運転士の腕一つにかかっているのが現状だ。

裁判所は運転士の身柄を釈放し、今後ブラックボックスの内容が検証されることになる。

 
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ソリダリティーで応える人々

80名の犠牲者を出した、スペイン史上最悪の≪Alvia≫脱線事故。

運転士のスピードオーバーが原因とされるが、人的ミスだけでは説明し難い点も浮かび上がってきている。

最高速度80KMのカーブを190KMの猛スピードで通過した≪Alvia≫。このカーブに差し掛かる手前、2つの速度制御システムが装置されている。いずれもビーコンによって運転士に最高時速が通知され、人的に制御されない場合は自動的にスピードダウンするというシステムになっている。

それでは何故、システムが作動しなかったのか？

システムの装置デザインにミスがあったのではないか？

それならば、何故これまで一度も事故が無かったのか？



こんな疑問に包まれる中、人々はこの惨事に最大のソリダリティーで応えている。

事故直後の救助作業から、毛布などの提供、また献血に大勢の人々が詰めかけた。

その様子はこちらからご覧になれます。
http://es.noticias.yahoo.com/video/la-otra-cara-la-tragedia-163937215.html



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≪Alvia≫脱線事故！Part 3

サンティアゴ・デ・コンポステーラまで後わずか4KMの地点で脱線事故は発生した。

現在事故原因は運転士のスピードオーバーとされている。難度の高い、最高時速80KM/Hのカーブを猛スピードで駆け抜けた列車は、余りにも多くの犠牲者を出してしまった。そしてその数字は時間が経つごとに増える可能性が未だにある。

事故直後、運転士が次の停車駅サンティアゴ・デ・コンポステーラにラジオでこう知らせている。

190KM/H で走行。死人が出なければいいが……

線路わきにある防犯カメラが、正しくカーブにかかった列車が脱線する瞬間を捉えている。

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≪Alvia≫脱線事故！Part 2

昨日の時点の発表を大幅に超え、サンティアゴで起きた脱線事故は、死者77名、重症者を含む怪我人143人という大惨事となった。

事故原因はスピードオーバーとの見方が強まっている。

事故が起こった地点は、゛Dificil゛というカテゴリーに属するカーブ。

メディアによって入って来る映像、画像は、事故の大きさを容易に想像できる。


 
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≪Alvia≫脱線事故！！！

つい先ほどスペイン・ガリシア地方で脱線事故が発生。

マドリッド－フェロールを結ぶ路線で200名程を乗せた列車≪Alvia≫が、夕方8時42分頃脱線事故を起こした。今のところ原因は不明。少なくとも死者35名、重症者を含めた怪我人が50名との発表があった。

事故が起きた地点はサンティアゴ・デ・コンポステーラ市に入る手前で、一つの車両が宙に舞い上がり壁を越え近くの歩道にのり上がったと言う惨事が伝えられている。

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7年目の正直

スペイン最悪の地下鉄事故がバレンシアで起きてから7年経った。

当時の杜撰且つ計画された事故検証に、この7年間犠牲者家族らは毎月一回の黙とうを通して≪新たな検証と刑事責任追及≫を訴え続けて来た。

そして今日、検察は≪当時正当に評価されなかった新しい証言や事実がある≫として、新たなこの事件の検証を求めた。

7年の歳月で揉み消された証拠など、再検証は困難となりそうだが、それでも現在の腐敗してしまったスペインの民主主義に於いて、この事件が再度明るみ出、正当な検証が行われ刑事責任を追及することは、スペイン国民にとって大きな意味があるのだ。

是非とも、このブログでその結果をお知らせできることを期待している。




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不思議な提案

今年に入ってスペインでは、既に35人もの女性がドメスティック・バイオレンスの犠牲となった。

去年の犠牲者が57名だったのに対し、今年はそれを大幅に超えそうな数字だ。

この状態をどう受け取っているのか、政府はこの程、ドメスティック・バイオレンスの被害者の統計方法の改善を提案した。

被害者として数えられる最低限の条件として、ドメスティック・バイオレンスにより24時間以上病院に入院したことが求められる。

政府はこの新しい統計方法を来年2014年から導入したいと考えている。

photo credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/djwudi/399870576/">djwudi</a>
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<a href="http://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/2.0/">cc</a>

当然この提案に反対する声が、ソーシャルネットワ－ク等を通じて広がっている。これでは多くの被害者の実態が無視される形となり、最終的にはこれも被害者に対する保護及び援助予算の削減、つまり経済緊縮政策の一つに他ならないと訴えている。

これに対し政府は、これまでの保護、援助に関しては全く変化は無いと断言している。

とすると、この統計方法改善の意味は一体何なのか？

今のところ≪良いことなしの現政権≫に於いて、ドメスティック・バイオレンスによる被害者数の減少は国民に良い印象を与えるとでも考えているのだろうか？　また、この統計方法によって無視されることとなる被害者の中から犠牲者が出る可能性が増加するとは考えられないだろうか。



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マリアノ・ラホイ危機！ 退陣を求める国民の声

スペイン現政権ポプラル党の不正会計疑惑事件で、元会計をしていたルイス・バルセナスの新たな証言や、彼と首相マリアノ・ラホイの間で交わされたスキャダル直後のSMSの公表などによって、首相をはじめ、多くのポプラル党員がこの不正会計の恩恵を受けていたと言う疑惑がより濃くなって来た。

野党は再々、首相に国会での説明を求めていたが、政府はこれを否定し続けて来た。そして2日前、野党はついに内閣不信任決議案を提出する可能性を示した。そんなこともあって、政府は漸くこの野党の要求を受け入れ国会での疑惑説明に挑む様だ。

こんな政府の緩慢な対応に、今日は国民も立ち上がった。

マドリッドはじめ、各都市のポプラル党事務所前に退陣を求める多くの国民が集まった。

photo credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/mykelangel/6132854721/">Mykel (Miguel Angel)</a> via <a href="http://photopin.com">photopin</a> <a href="http://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/2.0/">cc</a>

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両大陸に横たわる僅か14KM

より良い生活を求めて、アフリカ大陸からヨーロッパへ、不法移民者たちが昨日も小さな船に乗ってスペインに辿り着いた。

アフリカ大陸にあるスペインの町、メリージャの海岸に13人のサブサハラからの不法移民者たちが辿り着いた。

ビーチで楽しむ人達の、この≪突然の漂流者たち≫への驚きの視線をよそ目に、彼らはビーチを走りぬけた。

残念ながら彼らの夢は、スペイン警察のパトロ―ルによって、5分足らずで終わってしまった。


不法移民者数はここ3年程、ヨーロッパの不況の影響もあって下り傾向にあったが、今年に入って増加傾向に変化している。

photo credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/noborder/2494704291/">
noborder network</a> via <a href="http://photopin.com">photopin</a>
 <a href="http://creativecommons.org/licenses/by/2.0/">cc</a>

スペインはアフリカ大陸からの不法移民者の第一到着地である。

彼らは多くの場合、地元マアフィアにお金を払って、ビニールボートで、定員を大幅にオーバーした小船で、両大陸を行き来するトラックや車の一部に隠れてと、手段を問わずやって来る。そして、その途中で命を絶つケースも後を絶たない。

それでも彼らはより良い生活を求めて、緊縮財政政策で、例えば不法移民者への最低限医療保障制度が難しくなったこのスペインに、今日も、何らかの方法で、誰かが、この両大陸を繋ぐ最短ルート、僅か14KMの地中海を渡って来るのだった。



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そんなバカな！フォーメーション1-8-1

今シーズンからドイツのバイエルン・ミュンヘンの監督を務めるペップ・グアルディオラ。

彼は、ティアゴ・アルカンタラのバルサからバイエルンへの移籍を首を長～くして待っている。

その様子はドイツのある新聞でこの様に表現された。もちろん冗談で。

photo credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/mattyv53/6050076341/">MattyV53</a>
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「ペップは1-8-1のフォーメーションを組む可能性がある」と。

つまりティアゴを含めると、バイエルンにはミッドフィールダーとして活躍できる選手が12人にもなってしまうからだ。

数日中にもティアゴが、18000000ユーロでバイエルンに移籍する可能性が高い。

ティアゴの到来で、バイエルンの選手のポジションがどう変わるか大変興味深い。




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これは怖すぎ！7日目のエンシエロ

明日に最終日を控えたサン・フェルミンのお祭り。今年のエンシエロは昨日まで比較的穏やかだった。

しかし、昨日のエンシエロでは数人の怪我人、その中二人は重傷。

そして今日のエンシエロは比較にならず怖すぎた！

その様子はこのビデオで　↓　

ビデオではエンシエロは支障なく進むが、2分あたりから様子が変わる。闘牛場に入るや否や、入り口付近で将棋倒しとなった群衆で道が塞がれる。闘牛も人も立ち往生だ。3分あたりでは闘牛の大きな顔に引っ付く人間の小さな顔が見える。

今日のエンシエロでは、1人の重傷者と他20人の怪我人が出た。


 
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BARCENAS

≪Barcenas≫は新しいブランドの名前でもなければ、話題のリゾート地の名前でもない。スペイン現政権ポプラル党の前会計≪Luis Barcenas　ルイス・バルセナス≫のことだ。

彼が党員に特別ボーナスと称してブラックマネーを渡していたとされるスキャンダルで、党内の不正会計が浮上してから半年以上たった。

このスキャダルのきっかけは、今年1月中旬、あるスペイン有力新聞がその様な行為がポプラル党で行われたと発表。引き続き他の新聞でこの特別ボーナスの≪手書き詳細メモ≫のコピーが記載されたことにある。その詳細の中には現首相をはじめ現公職者、またアスナル政権時代の公職者の名前が記載されている。

photo credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/mr_physics/4348678987/">
Mr. Physics</a> via <a href="http://photopin.com">photopin</a>
 <a href="http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/2.0/">cc</a>

ルイス・バルセナスは2009年に他の賄賂事件でも起訴されている。また、個人財産に関しても不法が見られ、先月末から≪証拠隠滅防止、及び逃亡の恐れ≫から刑務所に入っている。裁判官は、彼の国内外の銀行口座凍結に加え、保釈金43200000ユ－ロの処置をとった。

刑務所では結構人気がある様で、ある受刑者は≪バルセナスはヒーローだ≫と評価している。

しかし、今彼のこれまでの反応に変化が現れそうだ。

まず、先日前述スペイン有力紙が1ヶ月程前に行ったバルセナスとのインタビューを載せた。その中には、党内の不正会計が20年程前から続いていたことや、主に賄賂金からなるその特別ボーナスは選挙キャンぺーンの追加資金として使用されていたことを認めている。

また、このインタビュ－の記載を受けてか、彼の弁護士が辞退を申し出た。

そして同紙は昨日オリジナルの≪手書き詳細メモ≫を裁判所に提出した。

一貫してこのスキャンダルを否定してきた彼だが、今となっては≪自分ひとりが責任を取る≫のがバカらしくなったのか、彼のこれからの自衛戦略に変化があるだろうをする見方が多い様だ。また、ポプラル党には爆弾に成りかねない様な≪彼の党内不正会計に関する発言≫がまだまだ出るとの見方も強まっている。

裁判所は明日木曜日は、オリジナル≪手書き詳細メモ≫を提出した新聞紙取締役を証人として、来週月曜日、ルイス・バルセナスの出廷を命じた。



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四捨五入すれば50度

Nakaniwa Patia  作

スペインは太陽がよく似合う国だと思う。そして、夏はそんな元気で明るい国をより一層陽気にしてくれる。

が……。

暑い！

ここ数日と言うか、一週間程猛暑が続いている。40度を超えるところも多く、四捨五入すれば50度になってしまうところもある。そしてそれは南のアンダルシアやエクストラマドゥーラだけに限らず、北西の比較的涼しいガリシア地方でも記録的な猛暑となった。

6月の上旬だったか忘れたが、今年は例年になく気温の低い春だったので、「今年の夏は○○年ぶりに夏のない年になるかもしれない」とか何とかいう話しも出たほどだったのに。

地球温暖化の影響で、スペインも夏に気温が40度を超えることは徐々に驚くべきことではなくなって来ている。

そんな暑さを凌ぐ為かどうなのか、ビーチは人で賑わっている。海で泳ぐ人、ただ浸かっている人、ビーチで遊ぶ人、日焼けに専念する人………

スペインでは夏に日焼けすることは、老若男女を問わず人気がある。健康的な小麦色をとっくに超えた人達が、若い人に限らず、お爺さんお婆さんまであちこちに溢れている。

私も若い頃、そして子供が小さい頃はよく日焼けをした。しかし、もうこの齢にもなると日焼けすることはかなりの忍耐を要することに変化し、蓄積されたシミはどんな高い≪シミ取りクリーム≫を使っても頑固に増え続ける一方で良いとこ無し。

それでも、スペインの真っ青な空に照り付ける太陽は私や人々を海へと誘うのだった。




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アスレティコへ！

ダヴィ・ビージャの来シ―ズン所属チームが漸く決まった。

ASモナコに移籍したフォワード、ファルカオの代わりを探していたアスレティコ・デ・マドリッドに落ち着くことになった。

トッテナムやマンUからのオファーの噂もあったが、結局5100000ユーロでアスレティコに譲られることとなった。

バルサとアスレティコの間で交わされた契約はこんな条件になっている。

<a href="http://www.footballpictures.net/es/../data/media/405
/ChilevSpainGroupH2010FIFAWorldCupSJ6iEPOMA-Ol.jpg"><img src="http://
www.footballpictures.net/es/../
data/media/405/ChilevSpainGroupH2010FIFAWorldCupSJ6iEPOMA-Ol.jpg"
 border="0" alt="ChilevSpainGroupH2010FIFAWorldCupSJ6iEPOMA-Ol.jpg"></a>

来シーズン(2013～14)2100000ユーロ。もしビージャが来来シ―ズン(2014～15)もアスレティコでプレイする場合は2000000ユーロ追加され、また2014～2015シーズンも選手とアスレティコとの間で契約が結ばれるのなら1000000ユーロの追加と言う事になる。

今年で32歳になる彼には、他国への移籍で外国語を勉強することもなく、ファルカオの後を継ぎ、レギュラーで出場する可能性も極めて高いアスレティコでプレイ出来ることは、大変ラッキーな話だ。



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≪Diet≫何て読む？

毎日、汚職事件や賄賂、脱税のニュースの明け暮れにうんざりさせられ、暑さのせいもあるのか、それともバカンス気分に満ちた陽気なスペインのせいなのか、ブログを更新する気も湧かずにいるダラケタ今日この頃。

先日、買い物の途中スーパーでジャムのプロモーションをしているお姉さんに捕まった。

プロモーション中の≪Diet  ジャム≫を2つ買うと○○％の割引、その上素敵なパレオも付いてくる。

お姉さん：○○のディエットジャムはどうですか？

私：ダイエットジャムですか？

お姉さんの顔が≪えっ？≫と歪んだ。

スペインでは≪Diet≫を≪ダイエット≫と読んではいけないのだった。そして≪ディエット≫とチョット抵抗を感じながら言い直した。

スペインでは外国語の表示は大抵スペイン語感覚で読まなくてはいけないのだ。

例えば、≪WIFI≫はウィーフィー、≪Gmail≫はヘーメイル、≪Burger King≫はブルゲルキン、≪eBay≫はイーバイ、≪Google≫はゴーグレ、等々…

この調子で、外国の土地の名前や外国人の有名人の名前など本来の名前とかなりかけ離れ、何所のことか、誰のことかわからないことがある。

話は逸れたが、

結局私は≪ディエットジャム≫を2つ買ったのだった。





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