日本の普通とスペインの普通

ガリシア地方での脱線事故数日後、日本では超普通の出来事に、先月開通したマドリッド－アリカンテを結ぶ高速列車≪AVE≫の乗客らから苦情が出た。

日本の年末年始やお盆休みでは、新幹線の自由席を利用する多くの人が、席が無い為、通路やデッキ、またはカフェテリアに立つことになる。

それが、ここスペインで起こったのだ。

原因は、サンタンデールからアリカンテ行きの列車がマドリッドで故障し、その乗客の一部が18時25発の≪Ave≫に乗った事にある。

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≪RENFE≫は故障中の列車の代わりを用意したが、乗客の一部がそれよりも40分早くアリカンテに到着するこの≪Ave≫に乗ったのだった。セキュリティーもそのことに関して何もしなかった様だ。

そして日本で見られるオーバーブッキング状態の列車の乗客が、安全性の欠如だとして被害届を出した。



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