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カタルーニャ独立を求めて行われるはずだった住民投票が、中央政府の法的処置により違法とみなされ、住民投票から、全く法的な意味を持たない住民独立意識調査的なものとなってしまったにも拘らず、昨日11月9日、2百3千万人以上の人がカタルーニャ独立是非を問う投票型調査に参加した。
そのうち80%の人が独立に賛成している。
長蛇の列が会場となった学校などを取り巻く。ある会場では5時間待ちの所まであった様だ。また海外からも投票が出来た。
投票できることに感極まって涙を見せる人まで出た。バルサの監督だったペップ・グアルディオラ氏もわざわざドイツからカタルーニャに
帰国して投票に参加した。
この投票は今日もまだ続いている。
カタルーニャ独立是非に参加できる有権者数は凡そ5百4千万人。
今のところ半数にも満たない投票率だ。当然この投票型調査に意味を持たない人は足を運ばないだろうし、本当にカタルーニャの独立是非を知る為にはこの方法では正確には把握できない。
しかしながらカタルーニャ政府の世論調査によると、丁度現政権ポプラル党が政権の座就いた2011-12年頃から急激な勢いで、カタルーニャをスペインから独立した国として位置付けたいを考える人が増えているようだ。そして増え続けている。
ここ10年ほどのこの調査結果では、これまで自治体、連邦国家としての位置付けを支持してきた人たちが独立を望む人より多かったが、この2011-12年を境に下降し始め、それとは逆に独立への支持者数が急激な伸びを見せている。(グラフにするとペケポンX状態)
この投票型調査結果がカタルーニャ、スペインにどの様な道を開くのか。これからの中央政府とカタルーニャ政府マス首相との駆け引きに注目したい。
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