スペインでデパートと言えば、≪エル・コルテ・イングレス≫!
日本と違って、あれやこれやとデパートがない。とは言え、≪エル・コルテ・イングレス≫デパートは至る所にある。
同じ通りに何件も、商品の取り扱い分野こそ違うものの、≪エル・コルテ・イングレス≫が並んで立っている所も少なくない。
さてこのデパート、88店舗のうち86店舗をスペイン本土に構え、2店舗をポルトガルに持つ。
その一つ、マドリッド・カステジャーナ道りに面する≪エル・コルテ・イングレス≫が、隣接する13000㎡の土地を落札。店舗拡大によって≪世界最大級のショッピングセンター≫を目指すらしい。
そんなスケールのデカいニュースを読んでいる傍らにこんなニュースが目に入った。
マドリッドだけで、約3000人のホームレスが存在するというニュースだ。この数字は去年に比べると20%も増加している。
これからの季節、マドリッドの寒さは厳しい。市役所は例年の様に、ホームレスの人達が寝泊まりできる施設の提供を昨日から始めた。2015年3月までそのキャンぺーンは続けられる予定だ。
しかしながら収容施設のベッドの数が足りない。
約3000人のホームレスに対して、用意されるベッド数は約2000。1000人はどうなるのだ!
とは言え、以前にこんなコメントも聞いたことがある。
ホームレスの中にはそういった施設の利用を望んでいない人も少なくないというのだ。理由は、施設によって違う規則や、時間規制など。ホームレスならではの自由が無くなるという発想からだろうか。
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