2025-06-19

待ち犬来たる

年に2、3度、我が家にやって来る犬ちゃん。息子の彼女ん家のワンちゃんだ。

お鼻の穴が左右でちょっと違う、愛嬌満載の犬ちゃん。


犬好きの私にとって、このワンちゃんが家に遊びに来てくれることは、どんなに待ち望む友人が訪ねてくれるより幾倍も嬉しぃ。


そんなに犬好きなら自宅で飼えば?と言われることもあるし、自分自身で考えることもあるのだが、結局のところ、ちゃんと育ててあげられる自信がないので断念。



小さい頃は実家で犬を飼っていたが、それも今から4、50年も前のこと。

飼い方なんかもうすっかり忘れてしまったし、1日どうやって接していたかも覚えていない。

ましてや、小さい頃のように無邪気に犬ちゃんと走り回って遊ぶ体力もないので、散歩に連れて行く程度なら、犬ちゃんの体力に付き合ってあげられるご家庭と一緒に居る方が、犬ちゃんにとって幸せなのではないかとつくづく思う。


私が犬ちゃんなら……、同じことを考えるだろう。


体力的にも無理があり、衛生面でもヘンなこだわりのある私。それに、もしこれから飼うことになったとしても、シニア世代の年齢だと、どちらが先に逝く?的な悲しい状況も考えなくてはならない。


だから今のような、時々お世話できる頻度が、私にとってはベストなスタイルなのだろう。



といわけで、今日も暑い中遊びに来てくれるワンちゃん。中庭で水遊びでもして楽しんでもらましょうか。












2025-06-15

スペインのスタンダードに物申す

背の低い私は、スペインのスタンダードなイスの高さが合わない。(足が短いだけ😂)

必ずと言っていいほど足が浮く。


ふかふかのイスやクッションなしソファーなんかはとんでもなく、背もたれまでゆったり腰を置こうものなら、膝までちょっと浮き上がってまるで子どもみたい。



足を床に付けてしっかり踏ん張りたいときは、ちょっと浅めに座るしかない。

となると、背中を浮かせた状態で我慢するか、あるいは無理して背中を背もたれに付けて腰を痛めるかのどちらかになる。



そんなイスの高さに問題をかかえる私は、先日バスの中でふと思った。

もし、今座っているこのイスがスペイン人の体型スタンダードに合わせているのなら、その体型スタンダードに合わせるべきとこほかにもない?と。


それは、バスや地下鉄の座席の幅。


ハッキリ言って、彼らには狭い。


私が使うバスや地下鉄の座席は、日本の電車でよく見るような長椅子タイプではなく、一人用が並列されている、あるいは区切られているタイプ。

確かに、その一人用の幅に収まっている人も少なくないが、はみ出してくるやつに出くわす確率も経験上少なくない。

座席の幅に対して体がでが過ぎている。

夏なんか最悪で、冷房が効いてるとはいえ、隣の人の汗ばんだ腕が引っ付かないかどうか気がかりで気がかりで。

ピチピチで座っているのにポケットからスマホを取り出したいやつ、隣の座席に完全にはみ出すの確定でも座ってくるやつ、もう隣のイスにちょっと太もも座ってるやん!でも全然平気なやつ……

彼らがもう少し楽に座れる幅にしてはどうか。というか、せめて幅広め座席の設置もアリなのかもと思った次第である。


2025-05-31

〇〇哉、スペインのビーチ

晴天の日が続くと、心がウキウキする。

しかし、すでに真夏を思い起こさせる気温。暑い!


それでも程よい風を受け心地よい日陰に入ると、そこは汗だくの気怠い真夏ではなく(それはそれで好きだが…)、清々しく、私的な1年のクライマックスであるバカンスに向けての準備期間『初夏』なんだということを実感する。


そうなると週末はもとより、平日の朝や昼下がりでも、ビーチパラソルやクーラーボックスを持った『これからビーチ行きます』族を見かけるようになる。



彼らを見ていると、正直うらやましい。

なぜなら、

紫外線を気にするでもなく、まとわりつく砂も平気で、ビーチといえども汗だくになることが確定していることだって厭わない、そういった鬱陶しさを超越した時間の楽しみ方を知っているからだ。



若い頃は、時間があればビーチで過ごしていた私。

いつの頃からか、楽しさより煩わしさの方ばかりに気が行くようになってしまった。


でも、アラカンというお年頃。病気や体の不調が深刻にならないうちに『やりたいこと、ためしたいことはやってみよう』という気持ちに。

そして、長年遠ざかっていたビーチにも再デビューすることにした。




人が少ない時間帯を狙って、水際から遠く離れたところで、潮風の匂い波の音に集中すれば、若い頃に訪れたあのビーチやこのビーチがよみがえってくる。

そんなところで読む小説は、部屋の中で読むストーリーとは若干テイストが違う。


あー、素晴らしき哉、スペインのビーチ。


となるはずだったが、

実際は、


潮風は砂を運び、その砂はページとページの間に挟まり、ストーリーがまるではいってこない。太陽の位置に合わせビーチパラソルの位置を変え、優雅なひと時を想定していた私の近くで、賑やかな人たちがタッパーに詰めた料理を口にしながら騒いでいる。


あー、いつになっても煩わしき哉、ビーチ。


果たして、『これからビーチ行きます』族の域に達する日は来るのだろうか……


2025-05-29

体の不調。今度は『ニーイン』

体操教室に通い始めて1年ほどが経つ。


おかげで肩の不調はずいぶん改善され、可動域こそほぼ変わらないものの、悲鳴が出るほどの痛みは感じない。

右肩に体重をかける態勢がとれなかったが、今のところまったく我慢できる範囲でできている。


ただ、最近は動きが急激に鈍くなったこと、さらに足のヘンな癖・動きが気がかりだ。


まぁー、この年にもなってどんな動きも完璧にこなせるなんて、プロやない私には勝手な想像にすぎない。

この間も、Youtubeを見ながらダンスに挑戦したが、頭で理解できる動きと体が容認する動きのギャップに、笑うしかないぐらい情けなすぎて即終了。


そして、もう一つのヘンな足の癖とは、


ニーイン!


以前から宅トレでもその傾向があるのにはうすうす気付いていたが、

先週の体操教室で膝から足を上げるトレーニング中、ハッキリと、衝撃的なぐらいハッキリと右ひざが内に入り込んでいるのを見てしまった。

トレーニング中は、胸を張ったりお尻を突き出したり、肩に力が入らないよう骨盤を起こすようなど、適当な宅トレをしてきた結果、いろんなことに気を付けなくてはならず、膝の向きまで神経が行き届いておりませんでした。


自分的に考察してみると、


5年前の脳卒中で後遺症の残った右足は

筋肉が左に比べ弱くなって

それを改善しようと我流で宅トレを頑張った結果

左右バランスよく鍛えることができていなかった

(実際、今でも、右足は筋肉痛が残ること・感じることがほぼないので、ちゃんと筋トレできているかも定かではない。左足が右が弱っている分まで頑張ってしまっているのかも……)

さらに、数カ月前から始めた週3の1時間ウォーキング

ヘンな癖があるまま歩いていたのでは?

それが、ニーインを加速させてしまったのでは?


さらにさらに、いろいろニーインについて調べていたら

足の指にも要因アリとのこと

我が右足くんは24時間365日軽くしびれているので

知らず知らずのうちに、右足指に力が入っておらず

それが体の歪み、延いてはニーインを生んだのかと……



来週の体操教室で、ニーイン改善のトレーニングについて先生に相談する予定だ。

それにしても、

『この運動したらここ痛い!』

『それ、できません!』

『これ、持てません!』

『こうやってもいいですか?(より簡単なやり方で)』

『何回やるの?』

などなど、

ワガママ言い放題の生徒に付き合ってくれる、先生スゴイ!


2025-05-23

MI 先行上映行ってきました

今日から公開される『ミッション インポッシブル ファイナル レコニング』。

MIシリーズ大ファンの私は待ちきれず、2日前先行上映を見に行ってきた。


我が町で先行上映される映画館は2つ。1つはリクライニングシートで、もうひとつは4DXシートの映画館。

めっちゃ考えた末、普通のリクライニングシートの方を選んだ。


この映画、アトラクション要素が満載すぎて、結果この選択は大正解となる。

もうここ数年、通常のアトラクションでも気分が悪くなることが多いので、4DXシートだったらきっと映画どころではない、とんでもない状態になっていたことだろう。


ここからは個人的な感想です


ストーリー的にはMIらしい展開。前編の方がワクワク・ドキドキ感が多めだったかな。

また、前編のロケ地にはイタリア、オーストリア(アルプス)などヨーロッパが中心に選ばれていて、ミステリアスでゴージャスなイメージに仕上がっていたが、今回の後編は南アフリカや北極圏といった雄大な自然と、そこに突如現れる壮大な撮影セットがやや王道なアクション映画っぽく感じられた。

アクションシーンはいつも通り。『さすがMI!』と言わざるを得ない超人技、『無理ゲー』としか言いようのない無茶ぶりは、主役のトムクルーズがいくつになっても健在だ。


いつまで続くのか……、いつまで続けられるのか、果たしてイーサンの後任が現れるのか……

楽しみにしています。


2025-05-09

上達しない写真への辛辣なコメント

今シリーズからドラマ『続・続・最後から2番目の恋』を見始めた。

続・続と言われても、前も前々シリーズも見たことがないので、設定がイマイチわからないところもあるが、それでも毎週月曜日が楽しみなほどハマっている。


心和む街並み、風情ある古民家、ドラマの映像をこよなく引き立てる選曲……
次回の帰省では、ぜひ鎌倉に立ち寄ってみたいと切実に思った。(オーバーツーリズムの一員になってごめんなさい🙇)


今週のストーリーでは、主人公・千明さんが遠くにお住いのお母さんに近況を伝えるため、日々のさまざまな場面を写真に収めるというシーンがあった。



実は、去年の秋ぐらいから私も毎日母に写真を1枚送っている。(忘れる日も多々アリ!😅)
千明さん(小泉今日子さん)のような容姿なら自撮りしても絵になるが、そうでない私の場合、日々の食事や庭の草木の写真が圧倒的に多い。


それでも、飽きずに見てくれる母。(ブログは読んでくれてないみたいです)
90歳近い母は、写真にリアクションを付けてくれたり、音声メッセージを添えてくれたり……

本当、ありがたいですー。


しかし、構図もカメラテクニックも全くない私の写真を見かねたのか、
ある日
スープ作りに使う食材の写真に写っていた肉類を見て
『○○ちゃん(私の名前)?』
と、私の顔と勘違いしてたらしい(笑)😆
(何それ⁉)

2025-05-04

母の日のチャットグループ

5月は私の一番好きな月で、今年はちょうど1日からの連休も重なって、超超超ご機嫌な出だしとなった。

その上、5月の第一日曜日である今日は、スペインでは母の日。



毎年母の日には、友人たちと作ったチャットグループで特別ステッカーや動画を送り合う。

母の日以外にも、“クリスマス”や“○○の日”的な記念日も同じ。


ちなみに、スペイン人って記念日なんかに添えるメッセージを書くのが上手いというか、けっこうサラサラ書く人が多い印象なのだが、こうやってステッカーなんかにするとその手間が省けるというのは、文章力が乏しい私には便利極まりない。



ただ、この特別ステッカーや動画、その一つにその人のセンスが問われるというか……、私はけっこうこだわってしまうタイプだ。

毎回ハートフルなものを選んでくる友、どこ探したらあるん?と思わせる粋なやつで差をつける友、あるいは(私には理解不能な)スペインジョークを送り付けてくるやっかいな友、最後まで見れませんぐらい動画長すぎな友……


果たして、私が送るものがどのように思われているのだろうか。



さて、今年私によって選ばれた作品はこちら。

あんたのセンスも大概やん!と呆れられるかもしれないが……

何か身に覚えのあるような内容の動画だったので選びました。もちろんお母さんの立場として。





2025-04-28

大停電!インターネットのないときは…

お昼過ぎ、ミシンを使って裾上げをしていたら、ミシンの電気が消えた。

こんなときに『故障かーい』と思いながら窓の外に目をやると、信号も消えている。

停電!

まー、そんなこともあるよねーと思っていたところへ、外出していた息子が帰って来た。

 

なんとスペイン全土が停電

とのこと。

 

なにそれ!インフラを狙ったサイバー攻撃?大規模な太陽フレア?戦争?

一気に恐怖と不安がMAX……

 

情報の取り方であったり、連絡の仕方であったり、生活への影響や安全確保であったりと、いろいろ考えているうちに、

なんか、めっちゃテクノロジーとかは進歩しちゃったけど、その反面、わりとモロイ部分もあり、不便な方が実は良き?的なこともあるやんと、

何とも複雑な現代を生きていることに気が付かされた。

 

 

まあ、こんなインターネットのない今日は、書こうと思っていたブログ記事のテーマで替え歌を作った見よう。

 




 それでは、

The Blue Heartsさんの『情熱の薔薇』のメロディーにのせてお楽しみください。

テーマは“鼻炎”

 

永遠なのか本当か

こんな症状は続くのか

いつまでたっても治らない

そんなものあるだろうか

 

薬や漢方 ハリ治療

いままで試した全部

正解だったらすばらしい

そんな気持ちわかるでしょ

 

答えはきっと奥の方

お鼻のずっと奥の方

鼻水はそこからやってくる

お鼻のずっと奥の方

 

なるべくきれいな空間と

なるべく少ない浮遊物

なるべくいっぱい吸い込もう

そんな気持ちわかるでしょ

 

答えはきっと奥の方

お鼻のずっと奥の方

鼻水はそこからやってくる

お鼻のずっと奥の方

 

清潔なしっろい紙を

鼻に広げよう

人目を気にせずかみましょう

お鼻のずっと奥の方



電気戻りました♡👏


2025-04-11

帰宅ルートに現れる難所

普段から歩くことの少ない私は、2カ月ほど前から週2、3日の散歩?を始めた。

散歩と言っても、仕事場から歩いて帰宅するだけのことで、ちょうど1時間ほどの距離をテクテク歩いて帰って来ている。



私の両親も元気なころは、健康のために散歩をしていた。

母曰く、その散歩ルートには一カ所難所(坂道)があり、『心臓破りの丘』と名付けていたっけ。


そこは私が小学生の頃、帰宅時によく遊んでいた場所。近辺に友達の家もあり、その辺りを走り回っていた記憶がある。

遊び場に選ばれるようなちょっとした坂道が、高齢の両親にはハーハー息切れしてもおかしくないほどの勾配があったとは。あの頃の両親の年齢に近づく私にとっては決して笑い事ではない。



実際、私の1時間帰宅ルートにも私にとっての難所なるものが存在し、そこを通るときはいつも『もう、投げ出したい』気分になる。

5分足らずのその坂道は、最後の1分ぐらいの部分だけが坂と呼べるほどの大きな勾配があるだけで、そこ以外は坂道とは言い難いかなり緩やかなスロープの道が(私的には永遠に)続く。

そして私が言う難所とは、その急な坂の方ではなく、一足ひと足前進する度に心が折れてしまいそうになる緩やかなスロープの道の方。


その道は帰宅1/3ぐらいのところに差し掛かると現れる。ちょうど足が散歩に飽きてくるころだ。その辺りに来ると、一歩の出が明らかに遅くなる。

その通りには家のすぐ近くで降ろしてくれるバスが通っており、ついつい誘惑に負けそうにも。

おまけに、景色があまりよろしくない。どこにでもある見飽きた町は面白味がなく、スペインあるあるの汚い道に、その汚れをさらに照らす明るすぎる太陽が差し込む。



緩やかな傾斜のせいとは到底思えないほどの足の重さに耐え、快適さの誘惑にも堪え、犬のあれ💩を踏まないように気を付けながら、

しんどそーとか、足おっそーとか思われたくない一心で足を進める私を、

人は容赦なく追い抜いていく。




2025-04-02

一目瞭然、バレました

最近たまごがうまく割れない。

最近と言っても、もうかなり長い間?失敗は繰り返されている。


コンコンとコップなんかの縁に叩きつけるのだが、加減が調整できない!


一番多いケースは、ちょうどいい深さの割れ目が付けられないことだ。浅すぎることが多く、何度も何度もコンコンとやっているうち、割れた瞬間に殻がたまごに入ってしまう。

次によくやるのが、勢い余って、割った瞬間指で卵黄を壊してしまうこと。(キャーッ!目玉焼きには使えません)


ほぼほぼ毎日たまごを使用するので、情けない気持ちで調理を続けながら、そのうちアマゾンで売ってる『たまご割り器』なるものを使用している将来の私を想像すると、さらに情けなくなってくる。




たまごと言えば、先日12個入りたまごを一挙に使い切らなければならない事態に陥った。

以前に息子が起こした11個を一瞬で消失させた『ブログ記事』を書いたことがあったが、人のこと言えんのかーい!って感じの間抜けなミスをしでかしたのだ。


その日はケーキにたまごを3個使い、4個をトルティージャに使い、残りは冷蔵庫に保管する予定だったが、トルティージャを作る段階で……

やってしまった!


  • ボールにたまごを割り入れる
  • その間、ケースに入ったたまごをシンクの端に置く
  • シンク内にたまご落ちる


バカ!

なんで!そんな不安定なとこに置いた?

アホ!


といわけで、冷蔵庫行きのたまご5個はうち4個にひびが入り、どうしても使わなければといことで、無傷の1個を足してすべてゆで卵に。


間抜けな失敗を隠そうとしたゆで卵作戦だったが、ツッコミどころ満載の超歪な形状のものが4個でたので、


すぐ、バレたました😨。


2025-03-25

老眼からの目覚め

以前、80代後半の母が、孫に目薬を差してもらっている光景を目にしたことがある。

いずれ私もそういうときが来るのか~っと思っていたら、


もう来た!


10年ほど前から老眼鏡をかけているが、それでも目薬は、ハッキリ見えなくともどういうわけか100発100中の確率で差せていた。


それが今では、


そのせいぜい1滴2滴が目に入らない。

瞼を親指と人差し指で押さえつけ目をしっかり開き、真上に目薬を持って行くが、それが果たして真上なのかどうなのか……

目薬が目の外に落ちる。同時に、真上じゃなかったことを知る。


老眼のために困っていることがもう一つある。

それは、逆まつげ。(と思われる)


もうここ数カ月、右目に逆まつげのような違和感がある。

10倍のライト付き拡大鏡で見ても、それらしきものがあるのかないのか……

それこそ老眼鏡をかけて見たいところだが、そんなことしたところで、結局逆まつげを抜くときはメガネを外さないといけないので意味なし。


そう言えば、去年片方の瞼だけが下がって来たのでアイテープを使ってみたときもそうだったな。

眼鏡をかけて、ピンセットでアイテープを剝がす

ピンセットでアイテープをはさみながら、眼鏡を外す💦💦💦

10倍のライト付き拡大鏡で見ながらアイテープを付ける

……

失敗!

『眼鏡かけて位置を確かめたい、眼鏡かけたらアイテープ付けられない』で、これまた堂々巡り状態に。


逆まつげ。違和感に慣れるか、自然に抜けるのを待つか。

アイテープ。見た目に慣れるか、もう片方の瞼が下がるのを待つか。



アラカン、抗わざるを知る


2025-03-18

雨の日の洗濯

スペイン各地で、雨や雪による悪天候が続く今日この頃。

せっかく3月半ばも過ぎたのに、春らしさが一向に感じられない。こんなに雨の多い3月も珍しいのではないだろうか。

そう言えば、30年ほど前は私の住む地域では、傘を買う必要もないほど雨が少なかったのを覚えている。





さて、連日の雨模様で洗濯物が溜まりまくってしまった。

結果、雨の日に洗濯することに……


我が家にはもうすでに乾燥機がない。息子がまだ小さかった頃は重宝したが、10数年放ったらかした後、手放した。
こんなにも雨が続く日が来るとは思いもよらず……。
ただ、手付かずだった期間が長かったので、今手元にあったとしても、ちゃんと作動したかどうかは怪しいものだ。



いつもは部屋干し専用の小部屋に干すのだが、
今回は量が量なので、リビングの半分を部屋干しスペースに使った。

折り畳みの物干し2つとリビングのいすを使い、Tシャツ類は廊下にある懸垂バーにハンガーに吊って干す。この懸垂バー、まさに第2の人生を見つけたようなピッタリ感。


朝から暖房と除湿器をガンガンにつけて乾かしてみた。


窓には雨水が絶え間なくつたう。


夜、衣類を触ると……



全然乾いてない!



翌朝、天気予報がはずれ雨は止んだ。(降れへんのかーい)

その上、まさかの強風。

これを逃す手はない!

部屋に置いてた物干しを中庭に広げ、ぶら下げていたTシャツを物干しざおに吊るし、その上、洗濯機を3回まわし、すべて中庭に干したら…



夕方には、
すべて乾きました。


前日の苦労、電気代は何やってん!
と言いたいところだが、
あの日から数日間、リビングに春らしいフローラルな柔軟剤の匂いが香しく漂った。





2025-03-05

雨と風とメガネと傘

今週に入って、カナリア諸島や地中海沿岸地域で豪雨警報が出され、連日のように雨情報がトップニュースで流れてくる日々を送っている。また、週末にかけて、新たな嵐も迫っているようだ。



そんな悪天候の中、昨日外出した私は、生まれて初めて『傘がひっくり返る』を体験した。

そのときの状況を、『酒と泪と男と女』のメロディーにのせてご想像ください。



朝から灰色の雲が
何層にも折り重なるとき
折りたたみ傘をバッグに
どうして入れたのでしょう

雨が降って
風が吹いて
全方向から風雨に
吹かれて降って
やがて私の
傘はひっくり返るのでしょう

冷たくて細かい雨が
無情にも降り注ぐとき
マフラーが好きな私は
鼻下まで覆うのでしょう

メガネ曇り
視界が曇り
風でひっくり返った
傘をたたみ
やがてボロボロになって
家にたどり着くのでしょう


2025-03-01

いま、私を虜にしているある計画

ブログ更新をガン無視してたら、もう3月。早っ❕


一体、2月は何をしてたんか?ってことになるが……


幸いにも、いつもと変わらない生活を送れたのでこれと言った大きな出来事もなく、ブログのネタも一切頭をよぎらず、仕事と家事、それと体操に明け暮れていた毎日。傍から見れば退屈そうに映ったかも知れない。


しかし、実は私の頭の中は我が家の模様替え計画でいっぱいだった。


と言うのも、

息子が彼女と一緒に住むことになったからだ。


今はリフォームの真っ最中で、息子はまだ我が家に居る。しかしそれが終わると、いつも服が散らばっている子ども部屋や、完璧に私物化されたリビングにある彼専用のPCスペース、玄関脇にある片付けても片付けても片付けられない彼の小物占領スペースなどなど、手の付けたい箇所が次から次へと現れて、模様替えのアイデアが次から次へと膨らむ。


息子が出ていくことに寂しさを感じたのは確かだが、気分を自宅改造に集中するようになったら、わりと簡単にワクワクの方が寂しさをはるかに勝った。(なんと薄情な母!)


子ども部屋は体操専用の部屋にしよう、キッチンの窓際にカウンター席を作ろう、DIY部屋を設けよう……

まるで私の方が引っ越しするかの如く、“夢”は広がりまくっている。


2025-01-28

買い物あるある

 先日プロテインを通販で買ったら、おまけがえげつないほど付いてきた。


2kgのプロテインパウダーを注文したら……


750gの別味プロテインパウダー

フレーバー違いの袋入りサンプル3個

カシューナッツバター

チョコバター

なぜか、てりやきソースまで入って、

変に大きな箱が届いた理由が分かった。


在庫処分?



そう言えば、スペインで売られている商品の中には、なんだかとってもスペインらしいものに遭遇することがある。

例えば、11個入りの商品。切りの良い10個入りでも、ダース扱いの12個入りでもない、11個入り。

袋に『10+1おまけ』なんてフレーズもないので、最初に買ったときは「あ、間違ってる」と思った。しかし買っても買っても11個なので、それが正解だったことに気付く。

また、商品容量が適当すぎるのもおもしろい。

よく見かけるのがリキッド系商品。液体洗剤や柔軟剤、ペットボトルに入った水やオリーブオイルなどなど、容量が異なる同じ商品が同じ陳列棚にズラッと並ぶ。

注ぎ口のぎりぎりまで溢れんばかりに詰められたものもあれば、キャップからほど遠いところで終わっているもの。

仮にその容器がプラスチック製なら、例えば出荷の際にどこかに当たって凹んでしまった部分が容量増に見えているのかもと思うかもしれないが、そうでないケースの方が圧倒的に多いのが実感だ。


 こちらは、もう気泡ひとつすら入らない状態で売られていたりんご酢。しかもガラス瓶なので、容器が凹んだ云々ではない。

さまざまな容量の瓶がある中でこの瓶を発見した貧乏性の私は、すかさず手に取ってレジに持って行ったのでした。



2025-01-13

冬の『コバエ』

あけましておめでとうございます。


1月6日の三賢人のお祭りをもってようやく終わったクリスマスシーズン。一息つく間もなく冬の大セールが始まった。


この時期の消費モード全開ぶりは半端なく、プレゼントや特別な食事、セール商品と、これでもかというほどお金を使いまくるスペイン人。倹約家として一目置いている友人も、この時期だけは普通のスペイン人に豹変するのだから習慣とは恐ろしい。


さて、我が家でも小規模な消費モードを終えると、いつもと変わらないのんびりした生活が戻ったきた。

そうなると、小忙しさもなくなり、日々の何気ない変化を楽しむ余裕も出てくるものだ。たとえば、冬至を境に最近は面白いぐらい日没時間が遅くなってきているのを実感する。私的に、正月早々気分がいい。


そんなある日……


我が家のキッチンに『コバエ』が1匹現れた。こんなに寒いのに、しかも我が家のキッチンは極寒エリアなのに、なんというくせ者。

でも、私には『お酢トラップ』がある。
水で薄めたお酢にキッチン用洗剤を2滴。これだけで、お酢のニオイにメロメロになって何の疑いもなく必ずそこに引き寄せられるのだ。

今回も、お酢トラップを置いておいたら、1時間もしないうちに退治できた。



お酢トラップが凄いのか、コバエくんがバカなのか……


昨年実家に帰ったときに、同じようにリビングに現れたコバエくんに試したことがあるが、実家のコバエくんは、自慢の完璧すぎる『お酢トラップ』を完全スルー。

来る日も来る日も成果はなく、我々との共存を楽しんでいるのかの如く、コバエくんは日に日にお酢の臭いがエグくなるリビングを平然と飛び回っていた。


お酢トラップ以上に魅力的なものが実家にはあるのか、ただただコバエくんが鈍感なのか……