最後まで使い切りたい≪マヨネーズ≫

20数年前、スペインに住み出した頃は、言葉の問題もあってよくスーパーに買い物に行った。

スーパーでの買い物は、不便さいっぱいの商品との出会いでもあった。

日本では普通に使っていた商品の便利さに気が付かされることもよくあった。早い話が、「スペインって遅れてる」と感じることがよくあった。

が、時代は変わり、商品も変わった。

商品のバリエ―ションも大いに増えた。商品の性能、品質、使い易さを追求して、毎日の様に新製品が登場する。もう日本と変わらない。

ただ一つ、未だにこれだけは……っというのがある。

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マヨネーズ類の容器だ！

マヨネーズは大概、瓶入りか、硬いプラスチックの容器入り。確かに、最近では使い勝手のかなり良いレトルトパックの様な袋入り商品も出てきたが、主流ではない。　日本の半透明化された柔らかいチューブ入りが未だに登場しない。

瓶入りは、毎回スプーンなどを付けて使用することになるので不便。もう一方のプラスチック容器は、硬過ぎて最後の最後まで使え切れないのが困った点だ。

歯磨き粉のチューブは、以前のアルミ製チューブから見事プラスチック製チューブに変身出来たのに、なぜ未だにマヨネーズの容器はその域を越えられないのだろうか。



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