2014-06-20

チリ戦の敗北を救ったフェリッペ6世


先日のW杯チリ戦との敗北、昨日のフェリッペ6世スペイン国王誕生と、大イベントに振り回されたような感じがする1週間だった。

終わってみれば、なんともあっけない2日だったのだろうと感じてします。

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サッカーに於いては、既に多くのスペイン人が想像していたような結果となった。しかしながら、彼らはサッカー大国の国民らしく、大いに期待を膨らませ、大いに応援し、大いに盛り上がった。

大体、私の様なサッカー音痴でも、あのデル・ボスケ監督の拘りの選手選択には呆れてしまう程だ。

4年前のW杯では、出場メンバーの多くがバルサ、レアル・マドリッドの選手で、早く言えば、好調期だったバルサの選手をスタメンに出しておけば、それで選手が勝手に優勝を手にしてくれてもおかしくない。

しかし、今回招集された若手の選手は兎も角、4年経っても同じようなメンバーにしがみ付いていては、今回の結果が出るのは素人でも分かることだ。

カシージャス、トーレス、チャビー、ビージャ、ピケ、ブスケッ、ファッブレガス、等々……

チャビーなどはもっとかわいそうで、彼は2年前のUEFA欧州選手権では、実は彼自身出場を拒否したにも拘らず、デル・ボスケ監督の建っての願いで参加。結果的には優勝したのだが、この時すでにチャビー選手自身が≪自分ではもうダメだ≫と気が付いている。

それを何故また引っ張り出してきたのか? 

今回のW杯2戦で、メンバー交代がある度に、「あ~、やっぱりこれできますか?!」とダメ押しの期待のできない選手がグラウンドに出てくる。

あ~!とため息しか出ない状態。

ともあれ、2年後のフランスで行われるUEFA欧州選手権に向けて、世代交代、監督交代に期待したいところだ。

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そんな中、運よくチリ戦の敗北の翌日が、フェリッペ6世スペイン国王即位式とあって、ニュースもそちらに重視されたようで、サッカーで失望した人々も少しは気が紛れたのではないだろうか。




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