2014-09-28

カタルーニャ独立投票 カウントダウン


photo credit: <a href="https://www.flickr.com/photos/arg0s/15047581038/">Jordi Payà Canals</a> via <a href="http://photopin.com">photopin</a> <a href="http://creativecommons.org/licenses/by-nd/2.0/">cc</a>

カタルーニャの独立の是非を問う住民投票が11月9日に実施されることが、カタルーニャ自治政府内で可決したことを受けて、その準備が着々と進んでいる。

凡そ5,400,000人の16歳以上のカタルーニャ人と、カタルーニャに住む投票に参加希望の外国人(EU加盟国の場合は1年の住民登録、その他の国籍の場合は3年の住民登録証明が必要)によって、カタルーニャの将来は委ねられる。

カタルーニャ全土に設けられる投票場のほか、海外に住むカタルーニャ人の為に、ベルリン、ミラノ、パリ、上海、モントリオ-ル等に於いても投票可能となる。

投票用紙には、カタラン語、スペイン語、またアラン語の用紙も準備される予定だ。

また、バルセロナでは11月9日までの、カウントダウンタイマーまで設置された様だ。

2011年、ポプラル党が政権を握って以来、新しい政策を出すたびに増え続けるカタルーニャ独立を希望する人々。

政府はこの住民投票を法的に阻止する意向だが、現政権ポプラル党のカタルーニャ人の気持ちを逆撫でするようなスペインナショナリズム的政策にも今一度目を向けるべきではないだろうか。

更に言うなら、最初からカタルーニャ独立を支持する人たちに加え、中央政府がそれを抑えつけようとすればする程増えていく、住民投票の自由、将来を決める自由を求める人達の存在も、今回のカタルーニャ独立住民投票の勢いを盛り立てた要因であろう。





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