2016-06-05

79=5。それでは、10000000=?

裁判というものは本当に誰にでも平等に裁かれるものなのか?

グラナダに住むアレハンドロさん(24歳)は、今刑務所に行くかどうかの瀬戸際に立たされている。

彼は2010年に偽造のクレジットカードで買い物をした罪で、今5年の刑を言い渡されているのだ。

現在は結婚しお子さんもおり、全く更生した生活を送っている彼は、この家族を養うたった一人の稼ぎ手だ。

昨年恩赦申請を行っているが、数日前テレビ番組のインタビューの中で初めて却下されていたことを知らされた。、それも数か月も前に却下されていたのだ。(このことについての通知はなかったと本人は証言している)

同日、裁判所に新たに実行の中止を申請しているが、期日は、火曜日と後僅かだ。

グラナダの市長をはじめ、政治家や他県の県長までが彼を支援している。市民からの署名も240000ほど集まった。



勿論、彼のやったことは良くないことだ。しかし問題はその金額。

79ユーロ‼

そう、79ユーロ=6年の刑。

現在、賄賂や汚職の罪で刑務所に入っている政治家や企業家たちが、何千万ユーロ、何億万ユーロと、とてつもない金額、それも国民、市民の税金を使いこんでも、この79=5年の比率には全く相反する刑の重さで裁かれている。


6月7日(火曜日)
失礼いたしました。アレハンドロさんは既婚ではありません。お子さまもいないようです。だた同居されているパートナーの方がいらっしゃるだけです。
本日夕方に裁判所からの新たなニュースがなければ、刑務所に留置されるもようです。
間違った情報をお伝えいたしまして、申し訳ございませんでした。






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